RIP John Shimooka (1969 – 2020).
元ワールドツアーサーファーでコメンテーターのジョン・シモオカ氏が、11月16日月曜日の朝にオーストラリア・ニューサウスウェールズ州のサザーランド・シャイアの自宅で死亡しているのが発見された。
あまりにも突然過ぎるニュースにサーフィン業界は戸惑いを隠せない。彼の死はオーストラリアの多くのニュースサイトで報じられているが死因については不明のままだ。
51歳だったハワイ出身のシモオカ氏は、1995年に日本でのツアーイベントで優勝し、同年ベルズでハワイアンのサニー・ガルシアに次いで準優勝という成績を収め、当時はハワイアン・サーファーの一人として、日本でも人気を博した。
「才能ある元ワールドツアーサーファー、コメンテーター、柔術の黒帯である「シムー」の愛称で親しまれていた彼は、世界のサーフィンコミュニティに愛されていた人でした。彼のライフスタイルへの情熱とエネルギーと熱意を私たちは忘れることはありません。」と彼が3年前から勤めていた Surfing NSWがSNSでメッセージを送った。
彼は1999年にオーストラリアのクロヌラに移住、2018年からSurfing NSWのパートナーシップのゼネラルマネージャーとして勤務していた。妻はすでに2019年に亡くなっており、21歳の息子ブランドンだけが残された。
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生前親交の深かったケリー・スレーターも、笑顔のシモオカと写った自分の画像をインスタグラムに投稿した。多くのサーフィン関係者が彼の死を悼み、SNSで悲しみのメッセージを綴っている。
「心が引き裂かれそうだ。悲しいよシムー」とケリー。「理解できない。」とオーストラリアのサーフレジェンド、トム・キャロルも。4度の世界チャンピオンであるリサ・アンダーソンは「言葉がありません。あなたが安らかであることを願っています。」とコメント。
彼は日本のウエットスーツ・ブランド立ち上げに協力するなど親日家で、海外のQSビッグイベントのコメンテイターのときは、日本のサーフシーンの話をして、日本を盛り上げてくれていた。彼のご冥福をお祈り致します。
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