真夏のオーストラリアはゴールドコーストのバーレーヘッズで、第23回となる「BILLABONG バーレー・シングル・フィン・フェスティバル 」が行われ、今シーズンCTに再びクオリファイしたイーサン・ユーイングが優勝した。
毎年恒例となっているビラボンが主催するバーレー・ボードライダーズクラブのシングルフィン・フェスティバルは、懐かしいシングルフィン時代のサーフィンやサーフボードを楽しむお祭りイベント。会場ではライブやフードスタンド、レトロボードの展示に、懐かしいサーフスターも勢揃いし、多くの人がバレーヘッズに集まリ大盛り上がりを見せた。
このユニークなイベントで選手は、文字通り1985年以前に作られたシングルフィン・サーフボードで出場しなければならない。
今回のイベントでは、前回優勝の世界チャンピオンであるジョエル・パーキンソンを抑えて、ノースストラディーのイーサン・ユーイングが2020年のシングル・フィン・タイトルを勝ちとった。
またオッキーこと、マーク・オクルーポがマスターズ・タイトルを獲得。スーパーグロムのタイ・リチャードソンがGromタイトル獲得。エピック・バトルのウイメンズ・ファイナルを制したディミティ・ストイルが優勝。
日本から出場の田中透生がジュニア・スタンダウト賞を受賞。
このイベントでは過去に、ラスタ、クリード・マクタガート、エリス・エリクソン、ミック・ファニング、ゲイリー”コング”エルカートン、マーゴ、ビード・ダービッジなども出場。今年23年目を迎える、オーストラリアで最も歴史あるグラスルーツ・サーフィン・イベントなのである。