ポルトガルのサンタ・クルスにおいて開催中のWSL男子QS3000「Pro Santa Cruz pres. by Noah Surf House」は大会2日目。昨日は悪天候のためレイデーを強いられたが本日再開。まだ朝のうちは天候が回復しないうちにラウンド3がスタートした。
2019 Pro Santa Cruz Highlights: Santa Cruz Continues to Deliver Tricky Surf
大会初日ラウンド2を好調に勝ち上がった村上舜は、ラウンド3ではトリッキーなコンディションの中でマイケル・ダンフィーに先攻され、4位を強いられた。
優先権を持ち、じっくりと波を待つ作戦の村上は、ヒート後半にビッグセットをキャッチし、フォアハンドのソリッドなターンを連打し5.77をスコア。トップに躍り出る。ヒート終盤に逆転され2位となるも見事ラウンド4へ勝ち上がった。
大会は一時中断されて、午後からコンディションも回復して再開。 H13の加藤嵐はスタートからバックハンドでスムースかつラディカルなソリッド・ターンを連発して5.83をスコア。
ミッチ・クルーズがパワーサーフィンを爆発させて7.50をスコアシーヒートをリード。加藤嵐は再びバックハンドで4.33をスコアして2位につける。ヒート後半にフォアハンドで5.20をスコアした加藤はヒートスコアを上げて2位でラウンド4へ勝ち上がった。
ラウンド3の最終ヒートのクレジットされた田中大貴。ヒート中盤でバックハンドでチャージを見せ、2つのリエントリーで4.17をスコア。トップに躍り出る。後半にオースティン・ニューマンに逆転された田中だったがバックアップ4.17をスコアして2位をキープ。
更に残り5分で再びビッグセットを掴んだ田中は際どいセクションでリエントリーを決め6.17をスコア。トップに躍り出る。しかし終了間際にフランスのウゴ・ロビンが6.33をスコアして4位からトップに。田中大貴は2位でラウンド4へ勝ち上がった
H7の上山キアヌ久里朱、H8新井洋人、H10石川拳大は惜しくもここで敗退となった。
明日のラウンド4ではトップシードが登場。H5に稲葉玲王と勝ち上がった村上舜、H13安室丈、H14加藤嵐、 H15田中大貴。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3019/pro-santa-cruz-pres-by-noah-surf-house