カリフォルニアのクリス・ブラウンが48歳の若さで謎の死を遂げた。 RIP: Chris Brown 1970-2019

 

90年代初頭、プロサーフィンの世界で活躍した、カリフォルニア・サンタバーバラのクリス・ブラウンが亡くなったというニュースが入った。48歳だった。

 

現地時間の21日(月)の朝の時点で、彼の死因は明確にされていなかったが、地元の報道によると、彼の遺体は土曜日の夜にサンタバーバラのヘンドリーズビーチ近くで見つかったという。頭部外傷もあり、近くの崖から落ちた可能性も考えられるようだが、警察は事件の可能性も視野に入れて死因を調査中とのこと。

 

 

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クリス・ブラウンは、アメリカのプロサーフィンの礎を作ったアメリカ国内のツアーであったPSAA「Budプロサーフィンツアー」で、ケリーやロブ・マチャドたちとツアーを盛り上げて、憧れのカリフォルニア・サーフィン・ブームに火をつけたスタイリッシュなサーファーのひとりだった。

 

ジュニアサーファーの頃からリンコンでその頭角を現し、15歳の時、彼はすでに「次のトム・カレン」と呼ばれ、全盛期には、ケリー・スレーターの最大のライバルと言われる程のサーフィンを見せていた。

 

1994年にPSAA(Professional Surfing Association of America アメリカ・プロサーフィン協会)のチャンピオンを獲得し、2000年代初頭はビッグウェイバーとしてマーベリックスなどをチャージ。プロ・キャリア後は、サンタバーバラ・エリアで漁師をやりながらサーフィンを楽しんでいたという。

 

彼のご冥福をお祈りしたいと思います。