写真、リポート:山本貞彦 JPSAジャパンプロサーフィンツアー2018 ショートボード第5戦「第23回 I.S.U茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」が茨城大洗 磯場ポイントで開催。大会第3日目。男子R-3H-2からR-6まで消化。女子はレイデイ。
会場は曇り。波はコシでさらにサイズダウン。ただし、ウネリの向きが南にふったことで、ライトの波もより張るようになった。午後には北東のサイドオンの強風。これでブレイクが潰され、セットが入っても乗ってみないとわからない。波のセレクトだけでなく、スキルも問われる難しいコンディションとなった。
公認プロ資格獲得者
岡村晃友
規定のラウンドを勝ち上がり、資格獲得。
岡村晃友
「同期がプロになる中で、プロに挑戦して3年、4年かかりました。だから、とても嬉しいです。」とコメント。来年からのプロ活動を公言した。
岡村のコーチは浦山哲也。
さすがにこの時は笑顔ですね。
村田嵐
左足首の靭帯を痛めたまま参戦。サポーターして試合に臨むも、やはり、思うような演技はできず。
動かないからか、サポーターを外してのライディング。海藻か何かをくわえたと思ったよ(笑)。まずは、ちゃんと治すことが先決。お大事にです。
須田喬士郎、石井乃亜、本郷拓弥はR-4を勝ち上がれば、プロ公認となったが、ここで敗退。しかし、今大会では目覚ましい活躍を魅せてくれた。自分のサーフィンを見つけたならば、これは自信となる。次に向けさらなるチャレンジで頑張れ!(写真は須田喬士郎、石井乃亜)
加藤嵐
風格というかマイペースというか。自分のスタイルを確立しつつある。試合前でもこちらに合わせ笑顔。
田中英義
いきなりパパラッチ!攻撃にも余裕の笑顔で応戦。さすが、選手会長。自分の間を持っているのが、さすがです。
高梨直人
地元茨城の意地を見せて、クオーターファイナル進出。波崎の仲間の応援を力に変えてバックハンドでチャージを見せた。
小嶋 海生
今シーズンはバリの5位に続き、新島でも3位となりランキング4位。今回の茨城でもQF進出を決めた。
金尾 玲生
伊豆に続くクオーターファイナル進出を果たした金尾。「今日はなんとかギリギリで勝ち上がりクウォーターファイナルに繋げることができました! 明日は思いっきりやるだけ!」とコメント。
川俣 海徳
昨年の伊豆のJPSAでのセミファイナル以来の上位進出を果たした川俣。今回はサーフボード、波全てがマッチし絶好調。明日のクオーターファイナルを戦うのが楽しみだと語った。
大澤 伸幸
2010年のグランドチャンピオンである大澤。今シーズンは初戦のバリでのファイナル進出をはじめ、好調な滑り出しを見せ現在ランキング5位。今回の結果次第ではさらにランキングを上げてくるはずだ。
大野修聖と鈴木仁
プライオリティが無いヒート開始早々の交錯。判定は仁がインターフェア。ヒート後半には今度は大野が鈴木にプライオリティ・インターフェア。これで両者敗退。
高橋健人
今までの反省で、後半戦はもっとアグレシッブに勝ちにこだわると話す。有言実行でR-5では辻裕次郎、塚本勇太を、R-6では脇田泰地、佐藤魁を相手にラウンドアップ。明日のQFに繋いだ。
安井拓海
R-4では爆発的なサーフィンを見せつけるも、R-5では全く手も足も出ず。波に翻弄されてここで敗退。
辻裕次郎
今回ラウンド5の終了間際にまさかの逆転負けを食らったカレントリーダーの裕次郎。今回17位でフィニッシュした彼はランキング2位の加藤嵐が優勝してもランキングトップは維持できる。
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ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/
JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/
また今回もPC・スマートフォン向けのライブストリーミング形式であるインターネットテレビのAbemaTV(アベマティーヴィー)が8月31日(金)~9月2日(日)の3日間、茨城県大洗町大洗海岸にて開催される ショートボード第5戦【第23回I.S.U茨城サーフィンクラシック さわかみ杯】を生中継!! 要チェック。
JPSA 2018 第5戦 I.S.U茨城サーフィンクラシック さわかみ杯2日目
https://abema.tv/channels/world-sports/slots/BfBujLWx2WbKx3
JPSA 2018 第5戦 I.S.U茨城サーフィンクラシック さわかみ杯3日目
https://abema.tv/channels/world-sports/slots/CWSzXttQeZ9JzK