ラグンディー・ベイ、ニアス/IDN(2018年8月26日)インドネシアのニアス島、ラグンディ-ベイのクラシック・ライト・ハンド・リーフブレイクにおいて開催されていた、メンズ&ウイメンズQS1000「ニアス・プロ」が終了。エクセレントなコンディションで日本の大橋海人が準優勝となった。
今回約20年ぶりに復活したニアスでのWSLイベントに、日本からは日本屈指のビッグウェイバーとしても知られる松岡慧斗と大橋海人が参戦。ラウンド1から出場の松岡慧斗は、ラウンド2進出を決めるも惜しくも3位で敗退。
ラウンド2から出場の大橋海人はラウンド2を2位でラウンドアップ。ラウンド3は7.65と7.75というハイスコアを2本揃えて1位でクオーターファイナルまで勝ち上がリ、ファイナルデイにつなげた。
ファイナルデイはQFで日本でもJPSAに参戦していたこともあるバリ島のベテランサーファーであるペペン ヘンドリックスと対戦した大橋。大橋はバックハンドで圧倒的なコンビネーション・サーフィンを披露し、セミファイナルへ勝ち上がった。
セミファイナルでは、ローカル・ニアス・サーファーのジャスティン・ブロロと対戦。残り時間10分を切ってジャスティンが8ポイントをスコア。逆転される大橋だったが、ソリッドなバックハンド・アタックで7.35をスコア。再びトップを奪い返してファイナルへ勝ち上がった。
ファイナルでは、バリのケトゥ・アディティアと対戦した大橋海人。40分間のファイナルヒートはアディティアが5.ooポイントをスコアして一歩リード。大橋も4.40で反撃する。両者とも決定的なスコアがないままヒート中盤。アンダープライオリティの大橋が、ニード5.80で6.35をスコアして逆転に成功。しかし直後にアディティアが7.00をスコアして再びトップへ。さらにリードを広げられて万事休す。最後に大橋もスコアを伸ばすもそこでタイムアップとなった。
新島のJPSAでも優勝して勢いのある大橋海人だっただけに射程距離内にあった優勝を逃したのは悔しい。だがフリーサーフィンを楽しむように伸び伸びしたパフォーマンスが大きな自信となり次に繋がることは間違いない。
大橋海人はこの後28日からスペインで開催されるWSL Men’s QS3000「Pantin Classic Galicia Pro」に参戦予定。この勢いで次のイベントでも結果を残して欲しい。がんばれ!海人!
世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2759/nias-pro