写真、取材:山本貞彦 7月10日(火)湘南鵠沼で開催中の 2018年WSLアジアツアー・ジャパンレッグのメンズ1,500イベント「MURASAKI SHONAN OPEN 2018 supported by NISSAN CARAVAN」。大会2日目は台風の状況を見て、R-3の16ヒート、R-4の8ヒートまで消化。ベスト16が決定した。


会場の波は朝はコシハラ。試合が始まるときにはサイズアップでムネカタ、セットで頭。午後の上げに向かって、再びサイズダウンでハラムネ。

今回の台風のうねりは東混じりで、ワイドブレイク。セット間隔もまばらなので、沖に出ると待つポイントがわからない。

スロープの長い波だから、押してくれない。ライト、レフトはあるもののトップアクションのみ。つまり、非常に難しいコンデイション。午後は午後でインサイドに移り、ダンパーなので波のセレクトが難しかった。




なんと加藤嵐、村上舜、大橋海人、田中英義、辻裕次郎、稲葉玲王、仲村拓久未が敗退という結果。
大橋海人
いい感じで攻めてたけど、単発すぎたか。でも、スタイリッシュでカッコイイです。

井上鷹
左足の靭帯に加え、微細骨折も発覚。今回もサポーターで出場するも痛みがあって、力入らず。お大事にです。
西優司
カリフォルニアでエイに刺され、やっと抜糸してすぐの今大会。強行出場するも、やはりいつものライディングはできず。こちらも早く治してね。

大原洋人
最初のラウンドは波のクセをつかめず、スロースタート。しかし、一度コツを掴めばフルスロットル。ブッチギリでラウンドアップはさすがです。
田嶋鉄兵
今回も盟友の田中樹をコーチに指名。その指示通りで追い込まれても、逆転勝ち上がり。グッドジョブ!
稲葉玲王
最後の最後まで攻めて逆転できたかと思えば、ポイントは足らず。波乗りは良かっただけに残念。
ラウンド3からトップシードが登場してサーフィンのレベルがアップ。伊豆の JPSAで優勝して勢いのある小林桂だったが、まさかの初戦敗退。
昨年のイベントで2位の松下諒大が、まさかのラウンド3敗退という大番狂わせ。
この鵠沼の波を熟知する小林直海もラウンド3で敗退。
トップシードに名を連ねる来日外人選手のレベルは高く、オーストラリアのジョーダン・ローラーはラウンド3でイベント・ハイエストの9.00、ラウンド4では、8.50を7.50でバックアップして、イベントのハイエスト・ヒートトータル16.00をたたき出した。
新井洋人湘南オープンで優勝した新井洋人。R3では2位でラウンドアップし、R4ではしっかり修正し6ポイントを2本揃えてヒートスコア12.45をマークし1位でラウンドアップ。
粟田生大きなマニューバーで高得点を叩き出してラウンド3を1位で勝ち上がったナル。しかしラウンド4では惜しくも3位で敗退となった。
伸びのあるターンでラウンド5進出を決めた田中大貴

脇田泰地
堀越力
明日のファーストコールは6:30。

http://www.worldsurfleague.jp/2018/shonan/
【MURASAKI SHONAN OPEN 2018 supported by NISSAN CARAVAN 開催概要】
■名 称 : MURASAKI SHONAN OPEN 2018 supported by NISSAN CARAVAN
■開催日程 : 2018年7月9日(月)~7月16日(月・祝/海の日)
※パークエリアイベント:7月15日(日)~16日(月・祝)10:00~18:00
※ビーチエリアイベント:7月9日(月)~16日(月・祝)7:00~16:00(予定)
■開催場所 : 神奈川県藤沢市鵠沼海岸及び鵠沼海浜公園スケートパーク
※最寄り駅 小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」徒歩10分




