
レモー、カリフォルニア/USA(2018年5月5日土曜日)世界チャンピオンのケリー・スレーターが開発に携わった、ワールドクラスのハイパフォーマンス・ヒューマン・メイド・ウェイブ「WSLサーフ・ランチ」において、ワールド・サーフ・リーグの特別戦として「ファウンダーズ カップ・オブ・サーフィン presented by Michelob ULTRA Pure Gold.」が本日ついに開幕。サーフィン史に刻まれる、素晴らしい第一歩が踏み出された。
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— World Surf League (@wsl) 2018年5月5日
どのように試合が行われるのかなど興味深いイベントであった。この「サーフ・ランチ」では今年CTイベントが予定されているが、今回は5つの男女5人編成チームによる団体戦。独自のフォーマットが用意されて、予選1回ランと2回ランが行われ、大会初日が終了した。

ブラジル・チーム、ワールド・チーム、オーストラリア・チーム、ヨーロッパ・チーム、USAチームの全 5チームは各チーム男子3名、女子2名の合計5名のアスリートが出場。
本日行われた予選1回ランと2回ランでは、全25名の選手が、各回ごとにレフトとライトの2本の波をサーフ。合計4回の演技をして、その選手ごとのベスト2を選出して、5名の合計点で競う。(ライディングは10点満点で採点)。
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— World Surf League (@wsl) 2018年5月5日
イベント唯一のパーフェクト10をマークしたトリード。
初日が終了した時点では、USAチームがトータル:80.83でトップ。2位にトータル:75.82のオーストラリア・チーム、3位にトータル:75.33のワールド・チーム、ブラジル・チームはトータル:72.3で4位、ヨーロッパ・チームはトータル:72.12で5位。

現在トップのUSAチームは、3度のWSLチャンピオンのカリッサ・ムーアと2度のWSLチャンピオンのジョン・ジョン・フローレンスがパーフェクトに近いスコアでチームに貢献。キャプテンのケリー・スレーター、コロへ・アンディーノ、レイキー・ピーターソンも一貫した高得点で、2位のオーストラリア・チームに5ポイントの差をつけてリード。
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— World Surf League (@wsl) 2018年5月6日
明日行われる予選3回戦では、レフトとライトの2本の波をサーフ。初日の演技を含め各選手のライトとレフトそれぞれのトップスコアがチームトータルとして加算し、5人のチームメンバーのトップスコア10本の波を合計。5チームから合計得点の上位3チームがファイナルに進むことができる。

3人ヒートが5ヒート行われるファイナル。残った3チームの15名の選手は、ヒートごとにレフトとライト1本ずつ合計2本の波に乗り10点満点で採点。ファイナルは予選ラウンドとは異なり、下記のように順位にポイントがついてチームトータルとして加算される。
ヒート1〜3は、1位:2点、2位:1点、3位:0点
ヒート4〜5は、1位:4点、2位:1位、3位:0点
ヒート4は女子、ヒート5は男子のみのヒート。ヒート1から3までは例えばステファニー、カノア、メディーナといった男女混合の戦いとなる可能性もあるが、最後の2ヒートのヒート4は女子、ヒート5は男子のみの出場。また獲得ポイントが高いヒート4と5には、勝てる選手を出場させるなど、キャプテンが誰を選ぶかも見所になってくる。
感想としては、波は本当に素晴らしいが、噂通りに難しそうだということ。乗り切れていない選手が多いことに驚いた。世界屈指のプロたちでも一歩間違えばワイプアウトしたり、スープに捕まり抜けることができない。開発から携わり、波を知り尽くしているケリーが断トツに上手い印象。

それとやはり波のブレイク・セクションが決まっているように感じ、単調な技の連続となるパターンが多かったように感じた。そのためワイプアウトやライディングの失敗以外でのスコアの強弱が付けにくそう。だが、そんな中でも波とシンクロして、パワーゾーンで上手くターンを決める選手が高得点を出していた。
観戦側としては、何本か波を見て慣れてくると、ここでこれやって次バレルね。みたいな予想できるサーフィンとなる。プロの試合として考えると、海と比べてしまうと駆け引きや波をキャッチできるか否かのドキドキ感もないし、何か物足りない感は否めない。今後、さらにイベントを盛り上げるためには、もう一工夫が必要なのだろうと感じた。
明日のファイナルデイは、歴史に刻まれるチャンピオンチームが決定する。
Founders’ Cup of Surfing 大会初日予選途中結果:
L1 = First Lefthand Wave
R1 = First Righthand Wave

United States:
レイキー・ピーターソン- L1: 6.6, R1: 7.83/L2: 2.77, R2: 7.93
コロへ・アンディーノ- L1: 8.5, R1: 6.00/L2: 8.8, R2: 7.43
カリッサ・ムーア- L1: 7.43, R1: 9.27/L2: 8.37, R2: 9.43
ジョン・ジョン・フローレンス – L1: 3.43, R1: 6.63/L2: 5.3, R2: 9.8
ケリー・スレーター – L1: 8.80, R1: 8.47/L2: 8.6, R2: 7.87
USA Team Total: 80.83

Australia:
タイラー・ライト – L1: 4.83, R1: 9.1 L2: 6.4, R2: 9.33
ジョエル・パーキンソン – L1: 3.5, R1: 6 L2: 3.53, R2: 7.4
ミック・ファニング – L1: 7.43, R1: 8 L2: 9.07, R2: 8.43
ステファニー・ギルモア – L1: 8.63, R1: 8.23 L2: 5.53, R2: 2.17
マット・ウィルキンソン – L1: 8.37, R1: 3.83 L2: 4.5, R2:6.43
Australia Team Total: 75.82

World:
ビアンカ・ブイティンダッグ – L1: 7.6, R1: 2.5/L2: 6.77, R2: 4.93
カノア五十嵐 – L1: 2.17, R1: 8.83/ L2: 3.87, R2: 4.5
ミシェル・ボレーズ – L1: 8.8, R1: 7.5/L2: 5.5, R2: 4.5
ジョーディ・スミス- L1: 7.27, R1: 9.07/ L2: 8.87, R2: 4.53
ペイジ・ハレブ- L1: 7.53, R1: 7.93/ L2: 7.43, R2: 8.33
World Team Total: 75.33

Brazil:
タイナ・ヒンケル – L1: 2.17, R1: 4.17/ L2: 5.5, R2: 4.1
フィリーペ・トリード – L1: 7.83, R1: 6.93/L2: 4.2, R2: 10
ガブリエル・メディーナ – L1: 6.67, R1: 7.83/ L2: 6.87, R2: 9.17
エイドリアーノ・デ・スーザ – L1: 6.83, R1: 7.93/ L2: 3.93 R2: 4.93
シルヴァナ・リマ – L1: 5.5, R1: 7.73/ L2: 5.67, R2: 8.33
Brazil Team Total: 72.3

Europe:
フランキー・ハラー – L1: 5.73, R1: 1.93/ L2:5.87, R2: 3.83
レオナルド・フィオラバンティ – L1: 8, R1: 8.17/L2: 3.73, R2: 9.57
ジョアン・ディフェイ – L1: 6.67, R1: 0.77/ L2: 5.33 R2: 7
フレデリコ・モライス – L1: 7.17, R1: 3.07/ L2: 7.17, R2: 6.77
ジェレミー・フローレス – L1: 8, R1: 8.47/ L2: 8.77, R2: 7.77
Europe Team Total: 72.12
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