ドキュメンタリー映画『モーメンタム・ジェネレーション』が、トライベッカ映画祭でプレミア公開された。

今から30年ほど前、90年代の初めにニュースクーラーと呼ばれ「モーメンタム世代」という一時代を築き、一世を風靡したサーファー達がいた。

 

それは、ケリー・スレーター、ロブ・マチャド、シェーン・ドリアン、ロス・ウィリアムス、テイラー・ノックス、パット・オコーネル、ベンジ・ウェザリー、カラニ・ロブといった今もサーフィン界で輝き続けるサーファー達。

 

彼らは、エアやテールスライドといった、その当時では考えられない飛び切りのパフォーマンスを見せた。そんなアップカマーの注目サーファーばかりを撮影して、サーフィン・ムービーを大ヒットさせ、世に送り出したのが、あの巨匠テイラー・スティール監督

 

メロコアと呼ばれるハイスピードでまくし立てるBGMと彼らのサーフィンがシンクロ。まさに世界中のサーファーが彼らの虜になった。そんな時代を生きた彼らのドキュメンタリー映画『モーメンタム・ジェネレーション』が、ニューヨークで開催中のトライベッカ映画祭でプレミア公開された。

 

 

このニューヨークで開催される国際映画祭は、2002年に911アメリカ同時多発テロからの復興を祈り、俳優のロバート・デニーロらによって開始された、注目を集めているインディペンデント映画祭。

 

そんな映画祭で公開された作品は、伝説のクルーたちのアーカイブ・フッテージとインタビューで、あの奇跡の瞬間を振り返る。その時代を生きたサーファーにとっては、ティーザーを見るまでもなく、間違いなく涙ものの作品となりそうだ。是非とも日本でも公開されることを願いたい。

 

 

https://www.tribecafilm.com/filmguide/momentum-generation-2018