現地時間2018年4月24日から29日まで、ポルトガルのサンタ・クルスにおいてWSL-QS3000「Pro Santa Cruz pres. by Oakley 」の大会2日目がオン。昨日の大会初日と同様の3-4フィート・コンディションで、日本時間18:15よりラウンド3のH1からスタートした。
昨日、ラウンド2から出場の粟田海、山中海輝が敗退する中、H1に田中大貴が登場。ヒートはホデイ・コラゾがヒートをコントロール。田中はヒート後半にソリッドなバックハンドで4.17をスコアして2位に浮上。続けてバックハンドでチャージした田中が激しい2位争いに競り勝って、ラウンドアップを決めた。
H8の西慶司郎はトリッキーなジャンク・コンディションでも絶好調だった。ホローなレフトハンダーを見つけて、前半からスコアをまとめる西。フォアハンドでビッグターンを繰り出し、マニュエル・セルマン、ビトー・フェレイラと僅差のバトルを戦った。終盤に3位を強いられるも残り10分を切って、クローズアウト・リエントリーで4.90をスコアして大逆転。さらに4.13をスコアしてトータル9.03でトップ通過を果たした。
兄の慶司郎のラウンドアップに続けとばかりにH10の西優司は、ヒート前半からチャージを見せてスコアを重ねた。バックハンドでトップスコア5.33をスコアしてトップで後半戦へ。
残り10分を切ってウィスリー・ダンタスが、物凄いエアリバースをノーグラブでメイクして8.77。さらにアリウープで7.33という2本のエクセレント・レンジで下位の選手をコンビネーションへ追い込む。西優司も最後までバックハンドでチャージし5.73をスコア。トップスコアを塗り替えて2位でラウンドアップを決めた。
H2の加藤嵐は、後半3位で ニード6.41と追い込まれた。ヒート終了間際にレフトブレイクをキャッチし、ソリッドなリエントリーを決めて逆転かと思われたが6.17とわずかに届かず。惜しくも3位で敗退。
H3の稲葉玲王は、後半に入り掴んだファーストウェイブでフォアハンドの2ターンで4.80をスコア。しかし、その後スコアを伸ばせずに4位で敗退。H6の安室丈のヒートは、ジェイク・マーシャルとチャーリー・キュビョーンがヒートを支配。安室丈は3位で惜しくも敗退。昨日ラウンド2を勝ち上がった太田拓杜も3位で惜しくも敗退となった。
トップシードが登場するラウンド4から登場は H9にカノア五十嵐、H14に新井洋人。WSLアジア・チャンピオンの和井田理央はH5。本日勝ち上がった田中大貴はH2、西慶司郎はH8、西優司はカノアと同じH9にクレジット。
現在の日本とポルトガルとの時差は8時間。ファーストコールは日本時間17:oo。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2694/pro-santa-cruz-2018-pres-by-oakley