これまで何人もの引退試合を見たが、これほど盛大で惜しまれて引退する選手は見たことが無い。ミック・ファニングがベルズで引退し、その余韻はいまも続いている。彼の残してきた功績と人望の厚さなのか。ミック・ロスはしばらく続きそうだ。
そうは言っても次のマーガレット・リヴァー・プロが4月11日にはキックオフする。そんな中で昨年、南アフリカでのフリーサーフィン中に負った足の怪我のリハビリを理由に欠場が続いているケリー・スレーターの開幕3試合連続での欠場が決まった。
ケリーの代わりに出場するのはミゲル・プポ(BRA)。彼は昨年リクオリファイ出来ずに今年クオリファイング・シリーズ(QS)を戦っており、現在5位にランクされて、来季のCT復活を目指している。
また、QSトップランクのオーストラリア・サーファーとしてマイキー・ライトがコミッショナーのワイルドカード・スポットを与えられた。ライトは、先月のスナッパー・ロックスでワールド・チャンプのガブリエル・メディーナとジョン・ジョン・フローレンスを下す大活躍が記憶に新しい。
前回のベルズではサプライズで登場して、コメンテイターも務めたケリー。今回も登場するのだろうか?
オーストラリアでのサーフィン目撃情報などがあったり、引退説なども浮上し始めているケリーの今後の動向にも注目して行きたい。2018WSL CTオーストラリアン・レッグのファイナル・イベントとなる第3戦「マーガレット・リヴァープロ」が2018 年4月11日 ― 22日まで開催される。
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2686/margaret-river-pro