カリブ海のバルバドス、ドリル・ホール・ビーチで開催中のWSLカリビアン・レッグ男女QS3000「バルバドス・サーフ・プロ」は大会2日目。本日は2−4フィートのトレード・ウインド-スウェルを利用して男女ラウンド1の残りと男子ラウンド2がヒート12まで行われた。
加藤嵐はスタートからシャープなバックハンドで5.67をスコア。ガブリエル・ファリアスにトップを奪われるも、直ぐに5.90でトップを奪い返す。終盤には6.10をスコアしリードを広げ、ヒートトータル12.00を叩き出して1位でラウンドアップを決めた。
西慶司郎はセカンドウェイブでヴァーティカルなフォアハンド・リエントリーで6.00をスコア。残り時間10分を切り再び素晴らしいパフォーマンスを披露した西はバックアップを5.83に塗り替え、ヒートトータル11.83で1位でラウンドアップを決めた。
山中海輝はオープニング・ライドで4.33をスコア。残り10分を切りバックアップ2.57で2位をキープ。残り5分を切って3位のトリスタン・ギルボーが大逆転でトップへ。3位へ押し出された山中だったが5.53をスコアして2位に浮上。最後の踏ん張りで勝ち上がった。
ラウンド1の最終ヒートには脇田泰地が登場。オープニングから快調に飛ばして、7.00を3.50でバックアップ。ルーク・ハインドに次いで2位で前半を折り返す。ハインドをさらにスコアを伸ばしてリードを広げる。一方スコアを伸ばせない脇田に下位の選手が猛反撃。3位を強いられた脇田もラストウェイブで5.10をスコアして大逆転し2位でラウンドアップを決めた。
ラウンド1を戦った安室丈は、スローなヒート中で2本しかライドせず5.30と4.10をスコアするも3位で敗退。太田拓杜も4位敗退となった。
その後、女子のラウンド1の昨日の続きから男子のラウンド2が行われヒート12までが終了。男子のラウンド2を戦った西慶司郎、山中海輝、森友二、加藤嵐は僅差ながら決め手となるスコアを出せないまま相次いで敗退となった。
大橋海人、小林桂は同じヒートで、ヒート前半を二人でリード。大橋は2位をキープしたが、ヒート終了30秒前に4位の選手が大逆転でトップに躍り出て、まさかの逆転負けとなった。
本日ヒートが行われなかった脇田泰地はラウンド2のH15に。女子ラウンド2ではH3に黒川日菜子、H4に前田マヒナ。男子トップシードのラウンド3から出場は大原洋人と新井洋人が登場する。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2666/barbados-surf-pro