マルティニーク・サーフ・プロ開幕。脇田泰地、太田拓杜、田中大貴、西元エミリー、野呂玲花がR2進出

加藤嵐 WSL / Damien Poullenot

現地時間2018年3月17日:カリブ海に浮かぶフランス領西インド諸島のなかの島「マルティニーク」で、WSL-QS3000イベント「マルティニーク・サーフ・プロ」がスタート。本日はシフトする2−3フィートのコンディションで、男女共ラウンド1が行われた。

 

 

本日は男子のラウンド1では、H1から安室丈と脇田泰地が同じヒートで対戦。脇田はファーストウェイブから6.33をスコアして、4.67でバックアップ。日本選手の先陣を切って幸先の良い滑り出しを見せた。

 

一方でWJCで2位となり、ハイグレードな試合へのシード権を獲得し、世界で経験を積んでいる安室丈。今回も惜しくも敗退となった。結果は出ていないものの、多くのものを吸収し。それが必ず自分のサーフィンにフィードバックしてくるはずだ。

 

WSL / Damien Poullenot
西慶司郎 WSL / Damien Poullenot

 

 H3の西慶司郎は、リズムを掴めないまま3位で敗退。H4の太田拓杜は、スタートから5.00をスコア。バックアップが見つけられずに3位を強いられていたが、終盤に4.87をスコアして2位に浮上してラウンドアップ。

 H5の田中大貴は、スタートから5.83をスコアするも、バックアップを探し続けて、ヒート後半まで4位を強いられる展開。しかし終盤にはしっかりと壁になるグッドウェイブを捕らえて逆転。終了間際にはバックアップを5.50に塗り替えて1位でラウンドアップを決めた。

 

加藤嵐 WSL / Damien Poullenot
加藤嵐 WSL / Damien Poullenot

 

 H12には2年連続JPSAチャンピオンの加藤嵐が登場。今回の大会には、第二の故郷であるのゴールドコーストでトレーニングを積んで挑んだ。その成果が出たのか6.47のというヒートのベストしコアをマーク。しかしながらバックアップを見つけられれずに悔しい敗退。 H14の山中海輝は、僅差のバトルで3位となり敗退した。

 

野呂玲花 WSL / Damien Poullenot
野呂玲花 WSL / Damien Poullenot

 

女子のラウンド1では、 H1で西元エミリーと田代凪沙が同じヒートで、オーストラリアで3位となった西元が1位でラウンドアップ。H2では野呂玲花と松田詩野が同じヒートを戦い、野呂玲花は2位でラウンドアップ。松田は惜しくも3位で敗退となった。

 

松田詩野 WSL / Damien Poullenot
松田詩野 WSL / Damien Poullenot

 

 ラウンド2からはH3大橋海人、H5稲葉玲王、そこに今日勝ち上がった脇田泰地がH1、H3に太田拓杜、H5田中大貴が加わる。ラウンド3からは、今回飛行機のトラブルでサーフボードと荷物が届かないアクシデントに見舞われた大原洋人がH12、新井洋人がH13にクレジット。女子のラウンド1のH8には西本ジュリ、ラウンド2のH8には前田マヒナがクレジットされている。

 

日本とマルティニークとの時差は、13時間。世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

ファーストコールは現地時間の 2018年3月18日7時30分 、日本時間の 2018年3月18日20時30分。

 

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2653/martinique-surf-pro

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wqs/2652/martinique-surf-pro