WSL-WJCワールド・ジュニア・チャンピオンシップは、2018年1月4日からオーストラリアで開幕。

オーストラリア/オセアニア地域のトップ、リーフ・ヘーゼルウッド(AUS) © WSL / Tom Bennett

クーランガッタ、QLD/AUS(2017年12月22日土曜日)アンダー18のWSLジュニア世界チャンピオン決定戦であるWJC(ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ)が、来年2018年1月4日から12日まで、オーストラリアのNSW州南部にあるカイアマのボンボビーチにて開催される。

 

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このWJCは、WSLの世界7地域(アフリカ、オーストラリア/オセアニア、アジア、ヨーロッパ、ハワイ、北アメリカ、サウス・アメリカ)の予選を勝ち上がり、男子上位4名、女子上位2名がクオリファイし、その地域の代表選手として出場できる名誉ある大会である。

 

日本からは、男子4名(都筑百斗、上山キアヌ久里朱、安室丈、小笠原由織)と女子2名(松田詩野、脇田紗良)に加え、西優司、川合美乃里がワイルドカードを得て、正式にWJC日本代表選手として確定。今年も日本は最強の8名が顔を揃えることとなった。

 

昨年5位となった川合美乃里 PHOTO: © WSL / Cestari
昨年5位となった川合美乃里 PHOTO: © WSL / Cestari

 

今回の日本代表の中でWJC経験者は西優司、川合美乃里、安室丈、都筑百斗の4名。昨年のイベントで川合美乃里は5位、安室丈は13位、西優司25位という成績を残しており、会場が昨年と同じ場所ということもあり、未経験の選手も含め、更なる上位入賞を目指してチャージを見せてくれることだろう。

 

今年も既にQSイベントで活躍する強豪選手が顔を揃えるWJC。昨年3位入賞を果たしたフィン・マギル(HAW)を筆頭に、今シーズンのリージョナルのジュニア戦を全戦優勝したバロン・マミヤ(HAW)や神童と呼ばれるイーライ・ハンネマン(HAW)などハワイチームは今年も層が厚い。

 

また、昨年5位となったブラジルのマテウス・ハーディ(BRA)やオーストラリアのリーフ・ヘーゼルウッド(AUS)もリージョナルのトップでクオリファイ。女子では、昨年5位のゾーイ・マクドゥーガル(HAW)やテレサ・ボンヴァロ(PRT)がトップでクオリファイしており、アメリカの男女のトップであるライランド・ルーベンスとアリッサ・スペンサーも注目の選手と言えそうだ。

 

日本チームは、オーストラリアに向け、12/27 (水) から出発予定で、帰国は1/14 (日)予定。今年もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えします。頑張れ!日本!応援よろしくお願いします!

 

 

 

WJC(World Junior Championship) 日本代表

男子 5名
都筑百斗
上山キアヌ久里朱
安室丈
小笠原由織
西優司(ワイルドカード)

女子 3名
松田詩野
脇田紗良
川合美乃里(ワイルドカード)

 

オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/

 

※ WSLリージョナルは下記。
・北アメリカ(アメリカ合衆国、メキシコ、カナダ、コスタリカ中南米、カリブ諸国等)
・南アメリカ(ブラジル、アルゼンチン、ペルー、チリ等)
・ハワイ・タヒチヌイ(ハワイ諸島、タヒチ諸島、ポリネシア諸国等)
・オーストラリア/オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド、フィージー等)
・ヨーロッパ(フランス、スペイン、ポルトガル、イギリス、EU諸国等)
・アジア(日本、インドネシア、中国、台湾、フィリピン、スリランカ、モルジブ、インド等)
・アフリカ(南アフリカ、アフリカ近隣諸国など)