写真、取材:山本貞彦
JPSAショートボード第8戦「ブルーエコシステム presents 仙台プロ」大会3日目。男子は本戦R-4からR-6まで消化して、ベスト8が決定した。
今日は曇り。波は昨日の夕方から比べるとサイズダウンか。でも、セットは頭から頭オーバー。ただ、面が風でボコボコのバンピー。干きから上げ。沖へ出ると右へ流れる。今日も難しいコンディション。みんな海から上がると、ヘトヘトになっていました。
最後の方になると、みんな左の奥に照準を合わせたけど、ライトに乗るとジャッジから見えない。選手からも優先権の色の確認もできなかったみたい。
明日はファイナルデイ。男子のクオーターファイナル・マッチアップは、H1に渡辺 寛と安室上、H2に加藤嵐と高梨直人、H3に関口 真央と村上舜、H4に松岡 慧斗と大野 修聖。女子のセミファイナルは、H1に西元エミリーと脇田 紗良、H2に野呂玲花と西元ジュリ。
大野修聖
素早い切り返しのフルレール。パワームーブがマーの真骨頂。今日のハイエスト、9.25ポイント!で会場を沸かせた。
加藤嵐
縦横無尽。優先権がある時、ない時。海全体をうまく使って、右に左に。ポジショニングが上手くなった。これができるところが、嵐の今の強さ。
松岡慧斗
R-5ではローカルの声援を受けて、一人、左奥のポイントへ。波を知っているからできること。長いフェイスをうまく料理してポイントを加算。ここはブッチ切りで1位通過。そのままの勢いでR-6も勝ち上がり、明日へ繋いだ。
安室丈
試合をこなせばこなすほど、上手くなっていくのがわかる。このまま学んでいけば、常勝はすぐそこ。
渡辺寛
宮崎出身だから、仙台はより寒いって。でも温泉でパワーもらって、試合はエンジョイ。その効果もあってか、やはりベスト2を2本で決める省エネ。
村上舜
舜をしても、パワーある波を押さえきれなかったって。でも、手こずれば、手こずるほど燃えるのも舜。明日も期待だ。
高梨直人
R-5では数少ないチューブを抜けて逆転するも、また逆転されて万事休す。終了5秒前に波を捉え、見事にラウンドアップ!R-6でも追い込まれるも、ここでも2回の演技で勝ち上がった!
仲村拓久未
沖ではなく、手前でかます。この切り替えができるところが、拓久未の良さ。
森友ニ
「焦ったー」と言いつつも、波を待って、待って、選んで2本で勝ち上がった。R-6では惜しくも、波が来なくて敗退したけど、ここまでくれば大丈夫。復活はすぐそこだ。
関口真央
自分の波乗りを試合で出せるようになった。キレがあって、メリハリあるサーフィンが得点につながる。
佐藤魁
自然児だね。試合なんだけど、すごく楽しんでいる。マーのサーフィンにもすごく興奮して喜んでた。一緒にヒートで良かったって。
小林直海
流れるようなレールワーク。スピードもあって、フロウもある。これが直海スタイル。
大澤 伸幸
金尾 玲生
安井拓海
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