ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)がCT初優勝。カノア五十嵐はセミファイナル進出。カスカイス・プロ

CT初優勝のニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)PHOTO: © WSL / Masurel

 

プライア・ド・カルカヴェロス、カスカイス/ポルトガル(2017年10月4日水曜日)-WSLウイメンズCT第8戦「カスカイス・ウイメンズ・プロ」が終了。ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)がCT初優勝を決めた。

 

 

ヴァン・ダイクは、ギンショのバックアップ会場で行われた、エキサイティングな35分のファイナルで3XWSLチャンピオンのカリッサ・ムーア(HAW)を下して初の栄冠を手に入れた。

 

ニッキとカリッサ(C) WSL / Poullenot
ニッキとカリッサ(C) WSL / Poullenot

 

オーストラリアのビクトリア出身のサーファーであるヴァン・ダイク。ビクトリアのサーファーがCTイベントの勝利者となるのは、1992年のラカナウプロでトニー・レイの優勝以来の快挙である。彼女は、現在ジープ・リーダーボードで7位から5位にジャンプアップした。

 

ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)(C) WSL / Poullenot
ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)(C) WSL / Poullenot

 

ジープ・レイティング・リーダーのサリー・フィッツギボンズ(AUS)は、ヴァン・ダイクによってセミファイナルで敗退。しかし、彼女はジープ・リーダー・ジャージを保持して、次のCTイベント「ロキシー・プロ・フランス」に挑む。

 

Kanoa Igarashi (USA) PHOTO: © WSL / Masurel
Kanoa Igarashi (USA) PHOTO: © WSL / Masurel

 

またメンズのEDPビラボン・プロ・カスカイスは、クオーターファイナルまでが行われ、セミファイナルを戦うベスト4が決定。

 

チャンピオンシップ・ツアー・アスリートのジョアン・ドゥルー(FRA)とカノア五十嵐(USA)はクォーターファイナルで対戦。そして、ギンショのパワフルなウォールでエキサイティングなハイパフォーマンス・サーフィンによる凄まじいバトルを演じた。

 

両者はエクセレント・ライドをスコアしたが、カノア 五十嵐が僅かなアドバンテージを手に入れてセミファイナルへのファースト・チケットを掴んだ。

 

「僕はポルトガルで多くの時間を過ごすので、このようなウインディでハード・コンディションでサーフィンすることに慣れているんです。この場所はこのあたりで最もアクセスしやすいビーチでなんですよ。」と、カノアが言った。「良いボードによる快適さと、ここで僕をサポートしてくれる友人、それが僕の助けになっています。ジェシー(メンデス)は手が届かないと思っています。でもチャージしていくつもりですよ」

 

 

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1941/edp-billabong-pro-cascais

 

カスカイス・ウイメンズプロ・ファイナル結果:
優勝:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)10.67
2位:カリッサ・ムーア(HAW)10.10

 

カスカイス・ウイメンズプロ・セミファイナル結果:
SF 1:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)13.66 def.サリー・フィッツギボンズ(AUS)13.50
SF 2:カリッサ・ムーア(HAW)12.50 def.マリア・マニュエル(HAW)6.50

 

カスカイス・ウイメンズプロ・クォーターファイナル結果:
QF 1:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)10.50 def.レイキー・ピーターソン(USA)7.67
QF 2:サリー・フィッツギボンズ(AUS)12.66 def.キーリー・アンドリュー(AUS)9.10
QF 3:マリア・マニュエル(HAW)11.60 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)10.83
QF 4:カリッサ・ムーア(HAW)13.37 def.セージ・エリクソン(USA)9.60

 

2017ウイメンズWSLジープ・リーダーボード・トップ5(カスカイス・ウイメンズプロ後):
1:サリー・フィッツギボンズ(AUS)-51,600
2:コートニー・コンローグ(USA)-48,100
3:タイラー・ライト(AUS)-46,450
4:セージ・エリクソン(USA)-42,350
5:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)-42,000

 

アップカミングEDPビラボン・プロ・カスカイス・セミファイナル・マッチアップ:
SF 1:カノア五十嵐(USA)対イタロ・フェレイラ(BRA)
SF 2:フレデリコ・モライス(PRT)対イズキール・ラウ(HAW)

 

EDPビラボン・プロ・カスカイス・クォーターファイナル結果:
QF 1:カノア五十嵐(USA)14.84 def.ジョアン・ドゥルー(FRA)14.20
QF 2:イタロ・フェレイラ(BRA)17.20 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)9.40
QF 3:フレデリコ・モライス(PRT)14.73 def.ウィリアン・カルドゾ(BRA)10.06
QF 4:イズキール・ラウ(HAW)13.77 def.グリフィン・コラピント(USA)13.26

 

EDPビラボン・プロ・カスカイス・ラウンド5結果:
ヒート1:カノア五十嵐(USA)13.83 def.スチュアート・ケネディ(AUS)12.64
ヒート2:ジョアン・ドゥルー(FRA)12.33 def.デイヴッド・シルヴァ(BRA)11.13
ヒート3:イタロ・フェレイラ(BRA)11.00 def.キアヌ・アシン(HAW)9.04
ヒート4:ジャドソン・アンドレ(BRA)12.17 def.ウェイド・カーマイケル(AUS)9.17
ヒート5:フレデリコ・モライス(PRT)15.53 def.レオナルド・フィオラバンティ(ITA)11.40
ヒート6:ウィリアン・カルドゾ(BRA)15.50 def.トーマス・ヘルメス(BRA)10.03
ヒート7:グリフィン・コラピント(USA)15.33 def.ジェシー・メンデス(BRA)10.83
ヒート8:イズキール・ラウ(HAW)12.77 def.アレホ・ムニーツ(BRA)11.70