ポルトガルのアゾレス諸島最大の島、サンミゲル島のサンタバーバラ・ビーチで開催中のメンズQS6,000イベント「アゾレス・エアライン・プロ pres. by SEAT」は大会最終日。エキサイティングなブラジリアン・ファイナルでヤゴ・ドラは、マイケル・ロドリゲスを下して優勝した。
ファイナル前半はロドリゲスが僅かにリードを取ったが、後半に入りヤゴ・ドラ(BRA)が、カーヴィングとエアのコンビネーション・サーフィンで逆転。今シーズン2度目のQS6,000勝利を手に入れた。
「今年2度目の優勝なんて、何て言ったら良いか分からない。信じられない気分です。」と、彼が言った。「去年は全くダメで、今年どんだけ変わったのかって感じです。ファイナルでマイケルと戦えて最高でしたね。彼はスペインでもファイナル進出していて、本当に素晴らしいサーフィンをするので、彼が今年より良い結果を手に入れることを願っています。」
アゾレス以前に、素晴らしいクオリファイング・シチュエーションを持っていたドラは、今日更なる6,000ポイントを手に入れて、QS世界ランク2位にまで上り詰めた。このまま上手くいけば、彼は2018年のチャンピオンシップ・ツアー・リストに仲間のブラジリアンで現在のQSリーダーのジェシー・メンデスとともに加わることとなるだろう。
「昨年優勝したイアン(ゴウベイア)は、彼は今年出場できないけど、このイベントに勝つように言われていたんです。」と、彼は付け加えた。「それが実現出来て良かったです。僕はクオリファイに必要なポイントをユーロ・レッグで手に入れるのが目標だったんです。それが達成できたと思っています。最高に嬉しいですね。試合は大好きなんで、この後のシーズンはクオリファイやポイントを気にせず思いっきりやりたいと思います。」
メンズ・クオリファイング・シリーズ・イベントも終盤に差し掛かり大詰め。今回のイベントで9位となり、ランキングを6つあげて49位となった新井洋人。逆にCTワイルドカードを選び、今回の6,000をスキップした大原洋人は13位へ。ポルトガル、ブラジル、ハワイで行われるビッグイベントでどこまで結果を残せるかが鍵となる。
次は9月26日 – 10月05日でポルトガルで行われるQS10000「EDPビラボン・プロ・カスカイス2017」に参戦予定。さらなる頂を目指せ。がんばれ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1933/azores-airlines-pro