現地時間2017年8月25日金曜日、アメリカ東海岸のバージニア・ビーチで開催中のWSL-QS3000「VANSプロ」は大会4日目。スモール・コンディションが続く中で、QS3000のラウンド5が行われてクオーターファイナルを戦うベスト16が決定。またプロジュニアのクオーターファイナルが行われ、セミファイナル進出の8名が決定した。
昨日イベント・ハイエスト・シングル・ウェイブスコアをマークした稲葉玲王は、今日のラウンド5でも、その勢いをキープ。5.83と6.27のベスト2を揃えて、ヒートスコア12.10をマークして1位でラウンドアップ。
カノア五十嵐も、7.33のトップスコアを5.87でバックアップし、ヒートスコア13.20で1位でラウンドアップ。ヒート5の山中海輝はヒートスコア8.36で4位で惜しくも敗退となった。
ヒート6に登場した仲村拓久未は、辛抱強く波を待った。そしてファーストウェイブで5.17をスコアして、4位から2位に浮上。さらにトップスコアを6.73へ塗り替えて、ケイド・マトソンを逆転してトップに躍り出る。
しかし後半にマトソンが6.53をスコアして再び逆転。2位となる仲村。 今度は3位のマテウス・ハーディが5.73をスコアして逆転。3位と追い込まれる仲村は、そのままタイムアップとなり、悔しい3位敗退となった。
大橋海人、西修司はパーカー・コフィンとビノ・ロペスと対戦。西修司は5.33でヒートを開始、ヒートトータル8.73で好スタートを切る。大橋海人も5.53をスコアしてトップに躍り出る。さらにバックアップを5.17としてリードを広げる大橋。
だが一発逆転のある僅差の戦い。案の定、ヒート後半に入りパーカー・コフィンが6.50をスコアして一気にトップへ。2位となった大橋も反撃し6.67をスコアして再びトップを奪い取る。さらにバックアップを6.40とした大橋はリードを広げてトップでラウンドアップ。西はここで敗退となった。
プロジュニアのクオーターファイナルが続いて行われ、森友二がH2に登場。スタートからチャージを見せた森は4.17と5.77をスコアしてヒートをリード。ライランド・ルーベンスが6ポイントを2本揃えて逆転されるも、森友二も7.10をスコアして2位をキープ。
終盤に森はバックアップを6.17に塗り替えて、2位でセミファイナル進出。安室丈は他の選手がスコアを出すのに苦しむ中、6.27と6.10というベストスコアを揃えて、ヒートスコア12.37を叩き出して1位でセミファイナル進出を決めた。
QS3000のクオーターファイナルマッチアップ。
プロジュニアのセミファイナルマッチアップ
明日はいよいよQSもベスト16によるクオーターファイナル。世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!