ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア/USA(2017年7月31日月曜日)世界最大のユースカルチャー・フェスティバル「VANS USオープン・オブ・サーフィン」が、サーフ・シティUSA、カリフォルニアのハンティントン・ ビーチで開幕。本日は、ウイメンズのCTトライアル終了後に、メンズQS10,000イベントのラウンド1、ラウンド2のヒート8までが行われた。
今回のイベントには、先日WSL−CT第8戦「Hurley Pro at Trestles」のワイルドカードをかけたトライアルで優勝し、ワイルドカードをゲットし勢いのある現在QSランク10位の大原洋人、村上舜、新井洋人、稲葉玲王といった日本のトップが登場。
現在QS世界ランキング10位で、USオープン優勝経験のあるサーファーとして注目度も高い大原洋人はラウンド2から登場。ヒートはスタートから要注意のアレックス・リビエロはエアをチャージするもインコンプリート。コロヘ・アンディーノがCT選手らしいサーフィンで完全にヒートを支配した。
大原はバックハンドで5.33をスコアするも3位を強いられる。しかし残り時間10分で大原洋人はバックハンドの3マニューバーでエクセレントの8.40をスコアし2位に浮上。アレックスの追い上げを振り切り大原は2位で勝ち上がった。
バックハンドのクリティカルなターンを見せ、僅差の2位争いを強いられた村上舜。残り10分を切ってドーリントンに逆転されて3位へ。オニール・マサンも逆転で村上舜は4位を強いられるも5分を切ってグッドレフトで3マニューバーのグッドライド。5,10で村上舜は2位に浮上し勝ち上がった。
ヒート終盤に4位を強いられていた新井洋人は、残り時間5分を切って、得意のバックハンドで5.67をスコアして3位に浮上。さらにヒート終了間際のラストウェイブで5.97をスコアして、大逆転で2位でラウンドアップを決めた。
ヒート残り10分まで2位をキープしていた稲葉玲王は、最後にティモシー・ビッソに逆転されて、3位で惜しくも敗退。
ホームブレイクでの試合で、優勝を狙うカノア五十嵐は、ラウンド3ヒート3に登場。じっくりと波を選んでバックハンドで8.20をスコア。ヒートはアレホ・ムニーツがヒート前半にハイスコアを2本まとめてリード。後半に入り、カノアは再び優先権を使いレフトブレイクで5.93をスコア。バックアップを揃えて2位で勝ち上がった。
明日はウイメンズCTのラウンド1とラウンド2が行われ、その後にメンズQSのラウンド2の続きが行われる予定になっている。新井洋人はヒート9、村上舜はヒート12に登場する。
世界を目指す、彼等の活躍を期待しエールを送りたい。頑張れ!日本!
http://www.vansusopenofsurfing.com/2017-surf
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1912/vans-us-open-of-surfing
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wct/1913/vans-us-open-of-surfing
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wjun/1911/vans-us-open-of-surfing
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mjun/1909/vans-us-open-of-surfing-mens-jr