コンディション不良でレイデーが続いている、ブラジルのリオデジャネイロで開催中のWSL-CT第4戦「Oi リオ・プロ presented by Corona」。メンズのラウンド3において、カノア五十嵐(USA)と2017ワールド・タイトル・コンテンダーであるフィリーペ・トリード(BRA)のヒートでアクシデントが発生した。
優先権のないファーストウェイブの波の取り合いで二人が接触。トリードが 五十嵐のテイクオフをじゃまする形になり、ノン・プライオリティー・インタフェアがコール。トリードはセカンド・ハイエスト・スコアを半分にされ、完全にリズムを崩し、ラウンド3敗退となった。
この判定に納得できなかった彼は、ジャッジに対して抗議を企てWSL規則に違反。トリードは罰されて、フィジーの出場停止処分を言い渡された。
「僕は情熱的な人間で、サーフィンは自分の人生なんです。」と、トリードは言った。「第3ラウンドでインタフェアをコールされた時は混乱してしまいましたが、ヒートの後の自分の行動は容認されるものではなかったです。クールダウンした後に、自分自身でなかったと理解しました。
「自分のふるまいに対し、非常に申し訳なく思います。僕はファン、自分のスポンサー、メディアとWSLに謝罪したい。僕は自分のとった行動の全責任をとって、出場停止処分を受け入れます。次のイベントに出れないのは残念ですが、ジェフリーズ・ベイで復帰することを楽しみにしています。フィジーでのみんなの幸運を願うとともに、継続したサポートに感謝します。ありがとう。」と、トリードがコメントした。
今シーズンは好調なトリードだけに非常に残念な結果となってしまったが、心機一転ジェフリーズ・ベイでの素晴らしいサーフィンで復帰することを期待したい。
関連記事:
Filipe Toledo’s Rio Run Foiled by Interference Call