Day 6 Highlights & Crowning the Women’s Champ – Oi Rio Pro 2017
2017年5月14日日曜日(サクアレマ、リオデジャネイロ/ブラジル)ブラジルのリオデジャネイロで開催中のWSL-CT第4戦「Oi リオ・プロ presented by Corona」は大会6日目。タイラー・ライト(AUS)は今日、ファイナルでジョアン・ディフェィ(FRA)を破り、2年連続でブラジル優勝を成し遂げた。
.@tylerGwright has just combo’d @johannedefay in the #OiRioPro Final! 🇧🇷Watch LIVE: https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/bnkzxiJ6L2
— World Surf League (@wsl) 2017年5月14日
ライトにとって今回の勝利は、2017シーズン初優勝であり、リオデジャネイロでは3度目の2年連続優勝(2013、2016、2017)。これでこのイベントにおけるオーストラリアのレジェンドサーファーであるポーリン・メンツアーが持つ記録と並んだことになる。
この勝利でWSLチャンピオンに君臨するライトは、6度のWSLチャンピオンであるステファニー・ギルモア(AUS)と同率のランキングトップとなり、次のOKフィジー・プロで黄色いジープ・リーダー・ジャージをシェアする。
「ジープ・リーダー・ジャージをステフ[ギルモア]とシェアできて最高ですね。」と、ライトは言った。「楽しい年になりそうです。このポジションにいることが、オーストラリアン・レッグ後の自分の計画にありました。良い感じですね。昨年からのスタッフと試合に挑めて最高です。みんなに感謝したいです。そして、母の日に自分のおかあさんに良いプレゼントが贈れました。」
女子のファイナル後には、男子のラウンド4が行われ、スーザ、ファニング、バカン、ライトの4名が3人ヒートをそれぞれ1位で勝ち上がり、クオーターファイナル進出を決めた。
2名のワールドチャンピオンを含む、オールブラジリアン・ヒートは激しいデッドヒートとなった。2015WSLチャンピオンのエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)は、2014WSLチャンピオンのガブリエル・メディーナ(BRA)とウィゴリー・ダンタス(BRA)に僅差で勝利し、準々決勝進出を決めた。
3度のWSLチャンピオンであるミック・ファニング(AUS)は、ラウンド4のヒート2でイベント・ワイルドカードのヤゴ・ドラ(BRA)と2012WSLチャンピオン・ジョエル・パーキンソン(AUS)を破って、再び準々決勝へ進んだ。
「ヤゴ[ドラ]は、調子が良くて、ジョン[フローレンス]を倒して勢いがあるね。」と、ファニングは言った。「彼はこのレフトで素晴らしいサーフィンをしていた。ジョエル[パーキンソン]とは13歳の時から一緒で、いつも楽しいサーフィンを共にしてきたんだ。ここの波はバックウオッシュに注意が必要だね。常にトリッキーだけど、勝ち上がれて嬉しいよ。」
ラウンド4の最終ヒートの終了間際に、ドラマティックな大逆転で勝利をつかんだオーウェン・ライト(AUS)。ライトは、パワフルなバックハンド・スナップで9.73をスコアし、圧倒的なリードを取った。
しかし、カノア五十嵐(USA)とジュリアン・ウィルソン(AUS)はヒート終盤に反撃を繰り返し、ランキング2位のライトに猛チャージ。ラストセットでライトと五十嵐が激しいバトルを見せたが、五十嵐は僅か0.40ポイント差で2位となり、惜しくもクオーターへダイレクトでの勝ち上がりは逃したものの、ラウンド5を戦うこととなった。
カノア五十嵐(USA)はラウンド5でマット・ウィルキンソン(AUS)と戦う。
日本とリオデジャネイロとの時差は、12時間。ネクストコールは日本時間では5月15日18時45分
オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1854/oi-rio-pro
Oiリオ・ウイメンズプロ・ファイナル結果:
優勝:タイラー・ライト(AUS)17.17
2位:ジョアン・ディフェィ(FRA)13.20
Oiリオ・ウイメンズのプロ・セミファイナル結果:
SF 1:ジョアン・ディフェィ(FRA)14.33 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)13.37
SF 2:タイラー・ライト(AUS)17.87 def.サリー・フィッツギボンズ(AUS)13.77
2017WSLウイメンズ・ジープ・リーダーボード(Oiリオ・ウイメンズのプロ後):
1-タイラー・ライト(AUS)29,700pt
1-ステファニー・ギルモア(AUS)29,700pt
3-サリー・フィッツギボンズ(AUS)28,200pt
4-ジョアン・ディフェィ(FRA)23,000pt
5-コートニー・コンローグ(USA)21,800pt
Oiリオ・プロ・メンズ・ラウンド4結果:
ヒート1:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)17.27、ウィゴリー・ダンタス(BRA)16.54、ガブリエル・メディーナ(BRA)16.53
ヒート2:ミック・ファニング(AUS)17.50、ヤゴ・ドラ(BRA)15.13、ジョエル・パーキンソン(AUS)12.54
ヒート3:エイドリアン・バカン(AUS)15.67、ジョディ・スミス(ZAF)15.24、マット・ウィルキンソン(AUS)12.66
ヒート4:オーウェン・ライト(AUS)17.23、カノア五十嵐(USA)16.83、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、15.94
Oiリオ・プロ・メンズ・ラウンド5マッチアップ:
ヒート1:ウィゴリー・ダンタス(BRA)対ジョエル・パーキンソン(AUS)
ヒート2:ヤゴ・ドラ(BRA)対ガブリエル・メディーナ(BRA)
ヒート3:ジョディ・スミス(ZAF)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
ヒート4:カノア五十嵐(USA)対マット・ウィルキンソン(AUS)