ケリー欠場。予報では初日からコンテスト開始の可能性大。WSL-CT第4戦「Oi リオ・プロ」

記者会見に顔を揃えたトップサーファーたち Credit: © WSL / Poullenot

 

2017年5月8日月曜日(サクアレマ、リオデジャネイロ/ブラジル)ブラジルのリオデジャネイロで、現地時間5月9日からウエイティング期間がスタートするWSL-CT第4戦「Oi リオ・プロ」 。日本とリオデジャネイロとの時差は、12時間。日本時間では5月9日18時45分のファーストコールで、予報では初日からコンテスト開始の可能性が高まっているようだ。

 

WSLチャンピオンに君臨し、ディフェンディング・イベント勝者であるジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、WSLトップ34をリードして、黄色いジープ・リーダー・ジャージーで登場。フローレンスは、ラウンド1で、ミゲル・プポ(BRA)とイベント・ワイルドカードのヤゴ・ドラ(BRA)と対戦する。

 

「ブラジルに再び戻ってこれて嬉しいです。」と、フローレンスは言った。「ブラジルはいつも楽しいですね。波もたくさんあるし。ブラジルは自分が初めてCTイベントで優勝できた場所なんです。今シーズンは会場がサクアレマに変わって、それも楽しみにしています。」

 

「今シーズンは、かなり良いスタートを切れていますが、まだ先は長いです。」と、フローレンスは続けた。「2016年に勝ったとき、僕自身まだ学ぶことが多いと感じていました。毎年チャレンジで、常に前進している気分です。」

 

2014WSLチャンピオンのガブリエル・メディーナ(BRA)は、WSLジープ・リーダーボード第11位タイのポジションにいる。ブラジリアン・スターは、まだ彼のホーム・ギャラリーの前でCTイベント優勝を果たせていない。そして、ラウンド1のオープニング・ヒートではイズキール・ラウ(HAW)とナット・ヤング(USA)と対戦する。

 

「僕は、ホームでの試合が好きなんです。」と、メディーナは言った。「自分を支えてくれる友人や家族、国を上げて応援してもらえることは、本当に特別なことだと感じます。またサクアレマに会場が移動して、来週あたり波が楽しみです。」

 

ヤゴ・ドラ(BRA)は、メンズ・トライアルに勝って、ワイルドカードをゲット。ウイメンズではWSL南アメリカ・ジュニア・チャンピオンのタイナ・ヒンケル(BRA)がトライアルを勝ち上がり、ワイルドカードを勝ちとった。

 

Kelly-Slater

 

出場が確定していたケリー・スレーター(USA)は、腰の痛みを訴えて棄権することとなった。「過去何シーズンを通して、幾つかの故障を抱えてきた。残念なことに、 自分の体を直すために、かなりの時間をかけて治療する必要があるようなんだ。」と、スレーターは言った。

 

どれくらいの時間を必要とするか僕にはわからない。この3年間、ずっと慢性的な腰痛があって短いリハビリを繰り返してきが、それでは解決しなかった。この時点で、休まなければ、いつか体が壊れるということらしい。僕は、オーストラリアWSLドクターに診てもらって、リハビリすることに5週を費やし、その後に事態の推移を見るつもり。今シーズン再びトップフォームに戻れることを願っているよ。」と、コメント。

 

スレーターのポジションはビノ・ロペス(BRA)がリプレスとなった。本人のコメントからは、長期の欠場になるという意味合いにも取れる今回のコメント。慢性的な腰痛とはいえ、ケリーの早期復帰を願いたいものだ。

 

 

 

ブラジルの時差は24時間。日本の夜の7時がブラジルの朝7時となる。現地時間の 2017年5月9日6時45分 は、日本時間の 2017年5月9日18時45分。

 

オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1854/oi-rio-pro

 

Oi リオ・メンズ・プロ:ラウンド1マッチアップ
ヒート1:ガブリエル・メディーナ(BRA)、イズキール・ラウ(HAW)、ナット・ヤング(USA)
ヒート2:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ウィゴリー・ダンタス(BRA)、ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート3:オーウェン・ライト(AUS)、ジェレミー・フローレス(FRA)、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート4:コロへアンディーノ(USA)、ジョシュ・カー(AUS)、ジェシー・メンデス(BRA)
ヒート5:ジョディ・スミス(ZAF)、ジャック・フリーストーン(AUS)、ビノ・ロペス(BRA)
ヒート6:
ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ミゲル・プポ(BRA)、ヤゴ・ドラ(BRA)
ヒート7:
フィリーペ・トリード(BRA)、フレデリコ・モライス(PRT)、イーサン・ユーイング(AUS)
ヒート8:
マット・ウィルキンソン(AUS)、エイドリアン・バカン(AUS)、イアン・ゴウベイア(BRA)
ヒート9:
ジョエル・パーキンソン(AUS)、コナー・オリアリー(AUS)、ジョーン・ドゥルー(FRA)
ヒート10:
ミシェル・ボレーズ(PYF)、ミック・ファニング(AUS)、ビード・ダービッジ(AUS)
ヒート11:
セバスチャン・ジーツ(HAW)、コナー・コフィン(USA)、カノア五十嵐(USA)
ヒート12:
ジュリアン・ウィルソン(AUS)、カイオ・イベリ(BRA)、スチュアート・ケネディ(AUS)

 

Oi リオ・ウイメンズ・プロ:ラウンド1マッチアップ
ヒート1:カリッサ・ムーア(HAW)、セージ・エリクソン(USA)、ローラ・エネバー(AUS)
ヒート2:コートニー・コンローグ(USA)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、ブロンテ・マコーレー(AUS)
ヒート3:ステファニー・ギルモア(AUS)、キーリー・アンドリュー(AUS)、タイナ・ヒンケル(BRA)
ヒート4:タイラー・ライト(AUS)、ココ・ホー(HAW)、ビアンカ・ブイティンダッグ(ZAF)
ヒート5:サリー・フィッツギボンズ(AUS)、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)、ポーリーン・アドゥ(FRA)
ヒート6:ジョアン・ディフェィ(FRA)、レイキー・ピーターソン(USA)、シルヴァーナ・リマ(BRA)