西慶司郎、川合美乃里、都築有夢路がセミファイナル進出。QS1000「クルイ・プロ2017」大会4日目

記念すべき第1回大会で優勝した西慶司郎 Credit: © WSL / Tim Hain

タンジュン・スティア・ビーチ、スマトラ、インドネシア(2017年4月19日水曜日)今シーズンからスタートした、WSLアジアの記念すべき第1回大会となるWSL 男女QS1000イベント「クルイ・プロ2017」は大会4日目。

 

会場となっているクルイのメイン・レフトハンダーは、パーフェクトなロング・ウォールをコンペティターに提供し、メンズのラウンド3とクォーターファイナルまでが行われ、ファイナルデイを戦うベスト4が決定した。

 

西慶司郎がセミファイナル進出 Credit: © WSL / Tim Hain
西慶司郎がセミファイナル進出 Credit: © WSL / Tim Hain

 

日本の西慶司郎は、印象的なパフォーマンスでアメリカのスキップ・マッカローを下して、セミファイナルへ勝ち進んだ。西は、彼のシルキー・スムーズなフォアハンドで、クルイのロング・レフトをノンストップのターン&カーヴィングでリンクし、セミファイナル進出を決めた。

 

西慶司郎 Credit: © WSL / Tim Hain
西慶司郎 Credit: © WSL / Tim Hain

 

「波が本当に素晴らしいですね。僕がこれまコンペティションで経験した波でベストだと思います。」と、西は言った。「マンオンマンQSヒートで勝ったのは、これが初めてです。自分で作戦を練っていたんです。それが上手くいきました。この波で、もう一度マンオンマンのヒートを戦うチャンスをもらって、最高に楽しみです。」

 

ニョーマン・アルタナ Credit: © WSL / Tim Hain
ニョーマン・アルタナ Credit: © WSL / Tim Hain

 

インドネシアの新進のサーフ・スターであるニョマン”メガ”アルタナは、エクセレントなスコアを記録して、ラウンドアップを続けた。アルタナはクォーターファイナルでオーストラリアン・ビッグウェイブ・サーファーで、サーフボード・シェーパーのディラン・ロングボトムとのハイスコア・バトルを制した。

 

ダ・シルバ Credit: © WSL / Tim Hain
ダ・シルバ Credit: © WSL / Tim Hain

 

ブラジルのジーン・ダ・シルバは、オーストラリアのクリス・ザーフィスとの波数の少ないヒートで優先権を巧みに使いスマートなヒート展開で勝利。

 

Credit: © WSL / Tim Hain
モーゼ・レ・グライスCredit: © WSL / Tim Hain

 

モーゼ・レ・グライスはクォーターファイナルでインドネシア・センセーションのディディ・スリアナを下して、ファイナルデイに残った唯一のオージーとなった。

 

現地時間で本日4月20日がファイナルデイ。現地時間の昼前にはチャンピオンが決定するだろう。今回絶好調の西慶司郎、川合美乃里、都築有夢路の活躍を期待し、エールを送りたい。頑張れ!日本!

 

WSLアジアツアーは、第2戦として4月23日~27日、QS1000「Komune Bali Pro pres. by The Mad Hueys 」をバリ島のクラマスで開催することとなっている。

 

世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/2347/krui-pro-2017/live