ベルズ・ビーチ、ビクトリア/AUS(2017年4月15日土曜日)コンディション不良で、レイデーが続いていたワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第3戦である「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」は、3~4フィートのベルズ・ビーチで再開。
男子のラウンド1の 最初の5ヒートをベルズ・ビーチで行い、その後、潮が上げて来ることを考え、よりコンテスタブルなコンディションを提供する隣のビーチである「ウィンキーポップ」へ移動。男子ラウンド1終了後に女子のラウンド4が行われ、女子のベスト8が決定した。
バックアップ・サイトのウインキーポップで素晴らしいパフォーマンスを見せたのは、WSLチャンピオンに君臨する、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)。彼はジェレミー・フローレス(FRA)と元CTコンペティターであるグリンデン・リングローズ(AUS)に対して、2本のエクセレント8.17と9.03をスコアした。
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— World Surf League (@wsl) 2017年4月15日
「本当にここの波はファン・ウェイブですね。エキサイトしました。」と、フローレンスは言った。「僕が5.13を必要としたとき、ちょっとエキサイトし過ぎたかなって思って、それであのエアをしたんです。それは多分、全然イケてなかったと思うんですけど、すごく楽しかったです。次のラウンドに勝ち上がれて嬉しいです。」
11回のWSLチャンピオンで4度のイベント勝者である、ケリー・スレーター(USA)は、ヒート8の彼のオープニング・ライドでエクセレントな8.50をスコアした。スレーターは、彼のパワフルなレール・サーフィンで 6.10のバックアップ・スコアをゲット。 ジョシュ・カー(AUS)と2017CTルーキーのイアン・ゴウベイア(BRA)をラウンド2へ追いやった。
「イアン[ゴウベイア]はピークの奥にいて、ジョシュ[カー]はビッグセットが来る場合に備えてワイドに構えていた。僕はそのミドルにいた感じだった。」と、スレーターが言った。
「自分が正しいポジションなんだと思っていた。チャンスはあったんだけど、セカンド、サード・プライオリティーだったからセットでない波で、バックアップ・スコアをゲットしようとしていたんだ。戦術的に、僕はいくつかのミスをした。僕は自分のベスト・ウェイブで落ちたんだ。 それでも勝利をゲットできたという点では、多くのポジティブがあると思う。」
2017年のワールド・タイトル・コンテンダーの存在であるフィリーペ・トリード(BRA)は、イベント・ハイエスト・スコアとなる19.70を叩き出した。トリードは革新的でテクニカル・マニューバーを示すためにエアを連発した。コナー・コフィン(USA)とビード・ダービッジ(AUS)は、コンビネーションに追い込まれてラウンド2へ回った。
Perfect 10! 😱 @toledo_filipe #RipCurlPro #BellsBeach pic.twitter.com/nolpuH4h4T
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「最後の波が10だったということを 知らなかった 。」と、トリードは言った。「歩いて戻ってくるときにそれが10だって聞いたんです。それは小さな波だたったので、スコアがそれほど高いと僕は思っていなかった 。でも、僕は自分ができる全てをその波でやりました。」
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— World Surf League (@wsl) 2017年4月15日
ウイメンズでは、6度のWSLチャンピオンであるステファニー・ギルモア(AUS)が、元イベント勝者であるシルヴァーナ・リマ(BRA)との接戦を制してクオーター進出。
また、水曜日に足の甲を自分のフィンで切ってしまった現在のワールドNo.1サリー・フィッツギボンズ(AUS)は、心配したほどの怪我ではなかったようで復帰、レイデーが続いたこともラッキーだった。そしてタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)を抑えて、勝ち上がった。
予報では、ソリッド・スウェルが水曜日をピークに上がって来る見込み。イベント主催者は、明朝午前6時45分にファーストコール。現在の日本とベルズとの時差は1時間。日本の方が1時間遅れています。
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1822/rip-curl-pro-bells-beach
リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ・ラウンド1結果:
ヒート1:マット・ウィルキンソン(AUS)12.73、ミック・ファニング(AUS)12.40、ジャドソン・アンドレ(BRA)11.70
ヒート2:オーウェン・ライト(AUS)14.67、ミゲル・プポ(BRA)13.33、イズキール・ラウ(HAW)9.77
ヒート3:ガブリエル・メディーナ(BRA)15.04、スチュアート・ケネディ(AUS)12.03、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)6.17
ヒート4:ナット・ヤング(USA)16.66、カノア五十嵐(USA)14.43、ジョディ・スミス(ZAF)13.86
ヒート5:コロへアンディーノ(USA)17.17、ジャック・フリーストーン(AUS)11.50、サミュエル・プポ(BRA)6.20
ヒート6:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)17.20、ジェレミー・フローレス(FRA)13.87、グリンデン・リングローズ(AUS)11.24
ヒート7:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)16.20、ジョーン・ドゥルー(FRA)14.17、カイオ・イベリ(BRA)10.60
ヒート8:ケリー・スレーター(USA)14.60、ジョシュ・カー(AUS)12.30、イアン・ゴウベイア(BRA)10.00
ヒート9:ミシェル・ボレーズ(PYF)15.20、イーサン・ユーイング(AUS)14.86、コナー・オリアリー(AUS)9.64ヒート10:エイドリアン・バカン(AUS)14.74、ジョエル・パーキンソン(AUS)12.70、フレデリコ・モライス(PRT)11.53
ヒート11:フィリーペ・トリード(BRA)19.70、コナー・コフィン(USA)14.40、ビード・ダービッジ(AUS)13.84ヒート12:ジュリアン・ウィルソン(AUS)16.56、ウィゴリー・ダンタス(BRA)14.10、セバスチャン・ジーツ(HAW)11.94
リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ・ラウンド2マッチアップ:
ヒート1:ジョディ・スミス(ZAF)対グリンデン・リングローズ(AUS)
ヒート2:ジョエル・パーキンソン(AUS)対サミュエル・プポ(BRA)
ヒート3:セバスチャン・ジーツ(HAW)対レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート4:コナー・コフィン(USA)対イズキール・ラウ(HAW)
ヒート5:コナー・オリアリー(AUS)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート6:ジョシュ・カー(AUS)対ジョーン・ドゥルー(FRA)
ヒート7:カイオ・イベリ(BRA)対イアン・ゴウベイア(BRA)
ヒート8:ミック・ファニング(AUS)対イーサン・ユーイング(AUS)
ヒート9:ミゲル・プポ(BRA)対フレデリコ・モライス(PRT)
ヒート10:スチュアート・ケネディ(AUS)対ビード・ダービッジ(AUS)
ヒート11:カノア五十嵐(USA)対ウィゴリー・ダンタス(BRA)
ヒート12:ジャック・フリーストーン(AUS)対ジェレミー・フローレス(FRA)
リップ・カール・ウイメンズプロ・ラウンド4マッチアップ:
ヒート1:コートニー・コンローグ(USA)16.70 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)13.50
ヒート2:ココ・ホー(HAW)15.77 def.セージ・エリクソン(USA)15.46
ヒート3:サリー・フィッツギボンズ(AUS)14.93 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)13.37
ヒート4:ステファニー・ギルモア(AUS)13.17 def.シルヴァーナ・リマ(BRA)12.57
リップ・カール・ウイメンズプロ・クォーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:カリッサ・ムーア(HAW)対コートニー・コンローグ(USA)
QF 2:タイラー・ライト(AUS)対ココ・ホー(HAW)
QF 3:レイキー・ピーターソン(USA)対サリー・フィッツギボンズ(AUS)
QF 4:ジョアン・ディフェィ(FRA)対ステファニー・ギルモア(AUS)