
現地時間2017年4月7日金曜日:カリブ海に浮かぶフランス領西インド諸島の「マルティニーク」で開催されていたWSL-QS3000「マルティニーク・サーフ・プロ」は大会最終日。 バス-ポワーントのアイコニック・ライトハンド・ポイントブレイクは3~4フィートのファイナルでに相応しいコンディションとなり、リカルド・クリスティ(NZL)が勝利を収めた。

ニュージーランドで生まれて育ったリカルド・クリスティ(NZL)は、2015年に、チャンピオンシップ・ツアー(CT)へクオリファイ。しかし、ラウンド2を勝ちあがれたのは2度のみという厳しい現実が待っていた。

当然リクオリファイ出来るはずもなく、2016年は再びQSシリーズを回ったクリスティだったが、QS6000のオーストラリア・オープンで第9位となるも、他に成績は残せず惨敗だった。
しかし、今回のイベントでは、生まれ変わったように素晴らしいパーフォーマンスを披露。彼は信じられないほど素晴らしい波を掴み、すべての技をメイクしていった。クリスティはヒート前半からプレッシャーをかけられていたが、2つのスーパークリティカルなターンでエクセレントの8.83をスコア。7.83でバックアップして、ヒートスコア16.66をマークして勝利をつかんだ。

「波が今日みたいな時は、全てを忘れ、パドルアウトしてサーフィンすることができる」と、彼は言った。
「自分が凄くレベルアップできたと感じています。本当にハードにトレーニングを続けてきました。CTにいたときは本当に多くのことを学びました。これで終わりではなくて、ここから今年の始まりなのだと思います。自分ができることをし続けなければならない。」


世界を舞台に戦い続ける日本人サーファーたちの次の戦いの場は、引き続きカリブ海で、西インド諸島内の小アンティル諸島東端に位置するバルバドスで開催されるWSL男女QS3000「バルバドス・サーフ・プロ」。
2017年4月11日-16日の期間で、バルバドスのセント・マイケル、ドリル・ホール・ビーチで開催。男子は、大橋海人、野呂海利、田中大貴、西優司、森友二、西修司、R2から仲村拓久未、R3から新井洋人、村上舜、大原洋人。女子は大村奈央、田代凪沙が参戦。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:http://www.martiniquesurfpro.com/
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1811/martinique-surf-pro