フロリダのココア・ビーチ、シェパード・パークで3月9日から12日まで開催される、WSL-QS1000「ロン・ジョンVANSプロ&プロ・ジュニア」。11xワールド・チャンピオンであるケリー・スレーターのホームタウンで開催されるコンテストには、アメリカ各地からサーファーが集結している。
このイベントは、「 Beach N’ Boards Fest 」というサーフィン、スケートボード、パドルボード、カイトボード、ウェークボードといったボードスポーツをはじめ、ビーチ・バレーボール・トーナメント、ヨガなどが一堂に会するお祭りイベントの中の一つとして開催されている。
大会初日はスモールコンディションな中でQSイベントのラウンド2までが行われた。ラウンド2からはトップシードが登場。ノア・シュワイツァー、エヴァン・ガイゼルマン、カム・リチャーズ、2016年の北アメリカ・リージョナル・チャンピオンのキリアン・ガーランド、サンクレメンテ・サーファーのケビン・シュルツなどが注目を集めた。
Ronjon vans pro 3人ともラウンド2上がりました
明日はラウンド3です
頑張ります#風で髪の毛鶏になりました pic.twitter.com/OhVayg3Sr7— 野呂海利 (@Kairi7722) 2017年3月10日
今回のQSイベントには、日本から野呂海利、西優司、安室丈、昨年このイベントのプロジュニアで優勝した、カリフォルニアのサンクレメンテ在住の小林桂も出場。見事全員がラウンド3進出を決めている。
午後遅くにヒートの出番となった西優司は、変化するコンディションの中で2つのエクセレントに近いスコアを見つけた。オンショアが強まりフェイスを乱す中、西はそのコンディションをフルに活用した。
今年の1月にはワールド・ジュニア・チャンピオンシップの日本代表として出場した西優司は、ここココアビーチで粘りのある試合を見せた。「これは今年2戦目のQSイベントで、ここに来られてエキサイトしてます」と、西は言った。
「僕はまだジュニア・ツアーですが、このイベントは自分のリージョンではないのでQSにフォーカスしています。1月のワールドジュニアでは良い結果は残せませんでしたが、自分のサーフィンにとって、素晴らしい経験になりました。自分の次のヒートが楽しみです。」
本日はプロジュニアのみが開催されて、QSイベントはオフ。明日は再開される見込みだ。日本とフロリダ州の時差は-14時間。
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1793/ron-jon-vans-pro