男女ベスト8が決定。前田マヒナは9位。QS6000メートランド&ポート・スティーブンス・トヨタ・プロ

ヤゴ・ドラ © WSL / Bennett

メレウェザー、ニューカッスルNSW/AUS(2017年2月25日土曜日)WSLメンズQS6000イベント「メートランド&ポート・スティーブンス・トヨタ・プロ」ウイメンズQS6000「アンディティ・ウイメンズプロ」は大会6日目。

 

 © WSL / Bennett
© WSL / Bennett

 

本日は4-5フィートのコンディションへサイズアップ。男女共クオーターファイナルを戦うベスト8が決定した。

 

ブラジリアン・エアリアル・センセーションのヤゴ・ドラはメレウェザーで快調に勝ち上がり、ついにベスト8進出。ドラはスウェルがパルスし始めたコンディションのなかで、パワー&プログレッシブ・サーフィンでギャラリーを魅了した。

Yago Dora Progressed through to the Quarterfinals at the Maitland and Port Stephens Toyota Pro at Merewether Beach with a heat total of 18.33.
ヤゴ・ドラ © WSL / Bennett

 

18.33という彼のエクセレントなヒート・トータルは、対戦相手のタナー・グダスカスをコンビネーション・シチュエーションに追い込み、ここまでのイベント・セカンド・ハイエストとなった。

 

「あのヒートの波は本当に良くなって、最初からノンストップでした」と、ドラは言った。「僕があの8ポイント・ライドをメイクしたとき、自信が本当に高まりました。これを続けたいですね。僕は以前、QS6,000で準々決勝に勝ち上がったことがあるので、このイベントで自分のベストリザルトを塗り替えたいです。」

 

ミッチ・コルボーン© WSL / Bennett
ミッチ・コルボーン© WSL / Bennett

 

オーストラリアのクオリファイング・シリーズ戦士であるミッチ・コルボーンは、2017年のコンペティションで、これまでとは異なるアプローチを試みている。それはすでに今年初のQS6,000で準々決勝進出を決めたことで、グーフィー・フッター・パワーハウスにとって良い結果をもたらしているようである。

 

一連の巨大なフロントサイド・ハックで8.77をスコアしてヒートをキックオフするコルボーン。さらに彼はもう一つのエクセレント8.93でフォローアップし、17.70のヒート・トータルを叩き出した。

 

「僕は、いつもジャッジを知るために、最初の数本は波のフェイスを使ってサーフィンするようにしているんです。もし、それでソリッドなスコアがゲットできれば、それはそれでボーナスですからね」

 

レオナルド・フィオラヴァンティ © WSL / Sproule
レオナルド・フィオラヴァンティ © WSL / Sproule

 

2016年にレオナルド・フィオラバンティは、QS6,000イベントでいくつものセカンド・ポジション・フィニッシュを決めて、素晴らしいシーズンを送った。その中の一つがこのニューカッスルのイベント。今回はさらなる頂を目指してチャージを見せる。

メイシー・キャラハン © WSL / Bennett
メイシー・キャラハン © WSL / Bennett

 

ウイメンズでは、昨年のイベントチャンピオンであるCTベテランのサリー・フィッツギボンズが、現在のウイメンズ・ワールド・ジュニア・チャンピオンであるメイシー・キャラハンに敗れる大番狂わせが発生した。

 

「自分のプランは、何が何でも準々決勝まで勝ち上がることでした」と、キャラハンは言った。「私はロング・ライトハンド・ウォールのザ・ポイントでのサーフィンの経験が結構あったので、我々が移動になって、かなりリラックスしてやれました。素晴らしいサーファーのサリーとの対戦は気が重かったです。でも勝てて本当に嬉しいです。」

 

 タティアナ・ウエストン-ウェッブ© WSL / Bennett
タティアナ・ウエストン-ウェッブ© WSL / Bennett

 

イベントNo.1シードのタティアナ・ウエストン-ウェッブは、ラウンド5でブラジルのソウル・ウイメンズCTコンペティターのシルヴァナ・リマを下した。ステファニー・ギルモアとサリー・フィッツギボンズが消えた今、彼女が優勝候補であることは間違いない。

 

 

ページ・ハレブと対戦した前田マヒナは、スタートからフォアハンドでパンチーなレフトにチャージを見せて、アベレージ・スコアを2本揃えてリードを取る。しかし後半に入り、パレブがバックハンドの2つのソリッド・ターンで6.00をスコアして逆転。前田もビッグセットでフォアハンドのリエントリーをメイクして5.83をスコアしてトップを奪い返す。

 

激しいシーソーバトルの展開で再びハレブが、ビッグセットにレイトテイクオフからクリティカルセクションでのビッグターンをメイク。4.83をスコアして再び逆転。残り4分でハレブが駄目押しの6.50をスコア。ニード6.67と追い込まれ、前田はここで惜しくも敗退となった。

 

 

いよいよ明日はファイナルデイ。午後には男女の勝者が決定する。

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1784/maitland-and-port-stephens-toyota-pro

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1785/anditi-womens-pro