Australian Underdog Soli Bailey Wins Volcom Pipe Pro
オーストラリアのソリ・ベイリーは、パイプライン・ベテランのエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ブルース・アイアンズ(HAW)、カリフォルニアのグリフィン・コラピントとの対戦となったWSL-QS3000「ボルコム・パイプ・プロ」のファイナルにおいて、驚くべきアンダードッグ・ビクトリーでプロキャリア最高の勝利を手に入れた。
コンペティションは世界で最も有名な会場の一つである「バンザイ・パイプライン」で世界のベスト・サーファー達をフィーチャー。ベイリーは13.26のコンバイン・ヒート・スコアでその頂点に立った。
「これは、間違いなく自分のキャリア最大の勝利です。」と、ソリは言った。「去年はタフな敗北があった。その他にもね。僕はそこから色々学んだんです。今回は冷静に落ち着いてファイナルまでやれた感じですね。夢が現実になった感じです。自分の目標へワンステップ近づいた。」
ボルコム・パイプ・プロは、その8年の歴史のなかで、2010年のジェイミ・オブライエン(HAW)、‘11年、’12年、’13年、’15年のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、‘14年と’16年のケリー・スレーター(USA)。そして、今年2017年のベイリー という4人の勝者しかいない。フローレンスの活躍を楽しみにして、ビーチを埋め尽くしたギャラリーたちは、彼のセミファイナルでのまさかの敗退に意気消沈した。
「現実とは思えない感じです。」と、ベイリーは続けた。「信じられないようなことが起こったことは分かっている。本当に素晴らしい波に乗った。本当にに信じられないほど最高ですよ。」
35分のファイナルでベスト・ウェイブは、ソリ・ベイリーがゲット。ソリッド・フロントサイド・ターンとダブル・バレルで7.33をスコアしてビーチから大歓声があがった。彼は5.93でそれをバックアップ。13.26のベイリーのヒートスコアは、第2位のデ・スーザの8.43のコンバイン・ヒート・スコアに大差をつけての勝利となった。
デ・スーザはイベントを通した素晴らしいパフォーマで、今日はラウンド3から5回のラウンドを戦った。また、ブラジリアンは深いバックドア・バレルで本日唯一の9ポイント・ライドを記録した。
「それは、おそらく今冬の自分のベストウェイブだった」と、彼は言った。「本当に特別な何かを勝ち取ったように僕は幸せだと感じます。」
セス・モニーツ(HAW)は、イベントを通して積極的なコミットメントと印象的なパフォーマンスが認められて、トッド・チェッサー・ハード・チャージャ賞を獲得。この賞は1997年にアウターリーフ・セッションで他界したノースショア・ビッグウェイブ・ウォーターマンであるトッド・チェッサーに敬意を表するために毎年設けられている。