![kanoa2017win_01](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/01/kanoa2017win_01.jpg)
ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア、2017年1月15日月曜日:カリフォルニアのハンティントン・ビーチでスタートした、今シーズンのWSL(ワールド・サーフ・リーグ)メンズQS(メンズ・クオリファイング・シリーズ)第1戦となる1000イベントの「シュー・シティ・プロ」が終了。
![カノア五十嵐 - WSL / Mike Moir](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/01/kanoa01.jpg)
昨年のパイプマスターズで2位となったカノア五十嵐が、メンズQS(メンズ・クオリファイング・シリーズ)の開幕戦で見事優勝。イベント2度目のタイトルを獲得した。
![カノア五十嵐 © WSL/Jackson Van Kirk](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/01/kanoa02.jpg)
今回ラウンド2から出場となった、CTサーファーでローカルヒーローのカノア五十嵐。ファイナルまでの5ラウンドを全て1位で勝ち上がり、ファイナルでも対戦相手の仲村拓久未から終始リードを奪い、圧勝した。
仲村拓久未がファイナル進出し2位。
![ワンツーフィニッシュを決めたカノアとタクミ。](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/01/takumikanoa.jpg)
また今回のイベントでラウンド2から出場となった仲村拓久未。ラウンド4まで3ヒート連続で見事1位通過し、快調なスタートを切った。
ラウンド5では、元CT選手でローカル・ヒーローである今回のナンバー1シードのブレット・シンプソンに1位の座を渡し、2位でラウンドアップ。
![QS1000とはいえカリフォル二アでファイナル進出を果たしたタクミ](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/01/takumi.jpg)
しかし、セミファイナルでは再びシンプソンとマンオンマンで激突。仲村はエクセレント8.00を含むヒートスコア13.17でシンプンソンを下し、海外で行われたQSイベントで自身初のファイナル進出を決めた。
ファイナルではカノア五十嵐に先制攻撃を仕掛けられ大差をつけられるも、後半に巻き返し今回のファイナル進出がフロックではないことを証明。しかしカノアにあと一歩及ばず2位でフィニッシュとなった。
昨シーズンは納得のいく成績を残せなかったタクミだったが、今シーズンはスタートから一皮むけたパフォーマンスで、今季の大暴れを期待させてくれる素晴らしい結果を残してくれた。
仲村拓久未は自身のSNSで「初戦2番でした!いいスタートかなと思います!ちょこちょこやるしかない応援ありがとうございます!次も頑張ります!」とコメント。
3年後の東京オリンピックを視野に入れた、日本のサーフィン界にとって最高のスタートとなった開幕QSイベント。今シーズンの日本人サーファーたちの大活躍に期待したい。がんばれ!日本!
また同時開催のウイメンズQSではチェルシー・トゥアシュBRBが優勝。2位にサマンサ・シブリーUSA、3位にティア・ブランコUSA、4位にケリー・ギルクリストUSAという結果となった。
![カリフォルニアで修行する野呂海利はヒートのベストスコアを出すもR3敗退](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/01/45537037432b3d83b87327cc2c09d3ca.jpg)
イベント・オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1759/shoe-city-pro/live