
男女QS、女子LQSでセミファイナルを戦う8名が決定。TRUMP / Trim & Glideも開催

宮崎県日向市小倉ヶ浜海岸(2016年10月9日、日曜日)宮崎県日向市お倉が海岸で開催中の、2016年のWSL ジャパンツアー第7戦目となるQS、LQSイベント「Trump Hyuga Pro」は大会3日目。
Day 3 Highlights – TRUMP Hyuga Pro 2016
本日は朝から雨のコンテスト会場。日本の東海上に遠ざかった高気圧から吹き出す東風によるうねりが続き、胸~肩サイズをキープ。そんな中で、男女QS、女子LQSでセミファイナルを戦う8名が決定した。
男子QSのクオーターファイナルでは、大原洋人が再びエクセレントの8.75を7.75でバックアップ、ヒートスコア16.50という本日の最高得点をマークして明日のファイナルデイに勝ち進んだ。


一方で、先日の WSL JAPANランキングトップの大野修聖の敗退に続き、2位の仲村拓久未がQFで敗退する番狂わせが発生。リージョナルチャンピオン争いも混沌としてきた。


現在ランキング3位の新井洋人、4位の稲葉玲王は、セミファイナル進出を果たしており、今回の結果によっては彼らにポールポジションのチャンスが巡って来そうだ。





女子のQSクオーターファイナルでは、ハワイ在住の西元エミリがパーフェクトに近い9.50をスコア。更にバックアップを7.00とし、ヒートスコアでも16.50という、ここまでの女子の最高得点を叩き出した。










女子のLQSでは、ハワイアンたちが圧倒的なパフォーマンスを見せる中、ラウンド1でもエクセレントをスコアした吉川広夏が、1位でセミファイナル進出。また田岡なつみ、小栗瑞恵、木太久亜子も2位でラウンドアップを決めている。






「TRUMP / Trim & Glide」シングルフィン・セッション
また本日は、ロングボーダーたちによるクラシック・スタイルを重視した「TRUMP / Trim & Glide」が行われ、インターフェアなしで、波をシェアして楽しんだ。
波を攻めるというよりは、ロングボードの本来のスタイルである波との調和を評価。
普段のコンテストのヒートでは見られない、トップ・ロングボーダーたちによる見応えのあるシングルフィン・セッションとなった。
優勝:エドゥアール・デルペーロ(FRA)
2位:ネルソンⅢアヒナ(HAW)
3位:トニー・シルヴァニ(USA)
4位:ピッコロ・クレメンテ(PER)
5位:テイラー・ジェンセン(USA)
6位:レイチェル・ティリー(USA)
優勝:エドゥアール・デルペーロ(FRA)賞金10万円をゲット。








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WSLジャパンツアー「TRUMP Hyuga Pro」が明日から宮崎県日向市小倉ヶ浜で開催。
このイベントはインターネットによるライブ放送されます。
イベント公式ページ、http://www.worldsurfleague.jp/2016/hyuga/