JPSAロング最終戦「クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」吉川広夏vs田岡なつみ対決
JPSA ジャパンプロサーフィンツアー2016 ロングボード第5戦 「クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」が10月1日(土)から4(日)まで、神奈川県茅ヶ崎市パークで開催。これはJPSA史上初開催という歴史的なコンテストとして昨年から茅ヶ崎で始まったプロコンテストだ。
クリーンながら、生憎のスモールコンディションで、スタートした大会初日は、女子のラウンド1からスタート。男子ラウンド2までが終了した。
JPSAロングの今シーズン最終戦ということで、気になるのはグラチャン争い。男子のグランドチャンピオン争いは現ランキングのトップ5による混戦状態。
男子ロングは、畑雄二がランキングトップをキープ。前回のオールジャパン3位となった森大騎がランキング2位に浮上。3位に堀井哲、4位に秋本祥平、5位の櫻岡甲太と、グラチャン争いは僅差で最終戦にもつれ込む。
また女子は田岡なつみと吉川広夏の一騎討ち。
今シーズンは海外遠征、DVD発売など話題に事欠かない、桜美林大学4年生の女子大生プロサーファー田岡なつみ。
前回のオールジャパンで、ライバルで2年連続グラチャンの吉川広夏が海外遠征で欠場している隙に、今シーズン2度目の勝利を獲得して、事実上のカレントリーダーとなった。
最終的には全5戦中、上位4戦のポイント合計で年間ランキングを決定するJPSAロング女子。これまでの4戦を仲良く2勝つづしている二人は、アジャストすると全くの同点で、この最終戦で勝った方がグラチャンという熾烈なバトルが繰り広げられる。
本日行われたラウンド3では、吉川広夏がカリフォルニアで磨きをかけたスタイリッシュなノーズライドを披露。7.50という本日のベストスコアを6.50でバックアップ。本日のハイエスト・ヒートスコア14.00を叩き出した。
また田岡なつみも、レフトブレイクに的を絞り、バックハンドの華麗な足さばきで11.65のヒートスコアでセミファイナルへラウンドアップ。
明日のファイナルデイは、吉川広夏がセミファイナルのヒート1、田岡なつみがヒート2と分かれ、最終的にファイナルでの直接対決でグランドチャンピオンが決定しそうだ。
撮影:佐原健司 http://kenjisahara.com/
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