コートニー・コンローグがポルトガル2連勝。WSLウイメンズ・タイトル・レースはフランスへ
プライア・ド・ギンショ、カスカイス/ポルトガル(2016年9月29日木曜日)―サムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第8戦「カスカイス・ウイメンズプロ」が終了。
クリーンな5フィートのコンディションとなったバックアップ・サイトのギンショで行われたファイナルは、ランキングトップのタイラーと2位のコートニーが対決。コートニー・コンローグ(USA)が、タイラー・ライト(AUS)を下し、ポルトガル2年連続優勝を達成した。
コンローグにとって今回の優勝は、ベルズに続く今シーズン2勝目。10,000ポイントを手に入れて、WSLタイトル・キャンペーンを強化することとなる。コンローグはジープ・リーダーボード上でセカンド・ポジションを維持。現在5,250ポイント差で、トップのライトを追いかける。
「2年連続で優勝出来て、最高に嬉しいですね。」と、コンローグが言った。「ワールド・タイトル・レースは、厳しさを増しています。まだ自分の前には、やることが山積みですが、一歩近づけたことで前向きになれています。
今回のイベントの自分のパフォーマンスには満足しています。自分的には良い軌道にいると感じています。いつでも、失敗から学び、成長したいと思っています。次のフランスも、バレルやビッグターンが出来る波のなので大好きなんです。楽しみですね。」
今回、ランキングトップのタイラー・ライトは、このポルトガルでワールドタイトルを決定することが出来た。しかし、コンローグがセミファイナル進出を決めた時点で、レースはフランスへ持ち越しとなった。
優勝は逃したとは言え、今シーズン5回目のファイナル進出で依然として強力なリードをとるタイラー・ライト。ロキシー・プロ・ゴールド・コースト、ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ、Oiリオ・ウイメンズプロ、トラッスルズのスウォッチ・ウイメンズプロと、既に4勝をあげている。
「波を見て、再び同じバンクでサーフィンをしようと思ったんです。」と、ライトが言った。「イベントを通してハッピーでしたね。コートニー[コンローグ]にお祝いを言いたいです。フランスでも、全てのヒートに勝って、優勝するという目標は変わらないです。」
私はツアー6年目ですが、これほど多くのことを学んだことは一度もありませんでした。私がタイトル・レースの中にいるということは分かっていますが、自分に出来ることも理解しているし、自分が何をしたいかも分かっています。」
2016のサムスン・ギャラクシーWSLウイメンズ・チャンピオンシップ・ツアーのネクスト・ストップは、ロキシー・プロ・フランスで、2016年10月4日に戦いの火蓋を切る。
オフィシャルサイト;
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/wct/1511/cascais-womens-pro
カスカイス・ウイメンズプロ・ファイナル結果:
1:コートニー・コンローグ(USA)13.00
2:タイラー・ライト(AUS)12.26
SF 1:タイラー・ライト(AUS)16.50 def.ジョアン・デフェイ(FRA)10.17
SF 2:コートニー・コンローグ(USA)17.66 def.ココ・ホー(HAW)10.17
カスカイス・ウイメンズプロ・クオーターファイナル結果:
QF 1:ジョアン・デフェイ(FRA)10.57 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)10.37
QF 2:タイラー・ライト(AUS)12.16 def.セージ・エリクソン(USA)11.63
QF 3:コートニー・コンローグ(USA)15.97 def.マリア・マニュエル(HAW)8.33
QF 4:ココ・ホー(HAW)11.07 def.カリッサ・ムーア(HAW)10.50
2016ウイメンズWSLジープ・リーダーボード・トップ5(カスカイス・ウイメンズプロ後):
1:タイラー・ライト(AUS)61,450
2:コートニー・コンローグ(USA)56,200
3:カリッサ・ムーア(HAW)47,700
4:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)43,650
5:ジョアン・デフェイ(FRA)42,100