ASP5スター「ソルーズ・ラカナウ・プロ2012」で田嶋鉄兵がラウンドオブ64へ。

ASP5スター「ソルーズ・ラカナウ・プロ2012」で
田嶋鉄兵がラウンドオブ64へ。 


日本人で唯一勝ち上がった田嶋鉄兵

グランデ・プラージュ、ラカナウ/フランス(2012年8月16日木曜日)フランスのラカナウで開催中のASP5スター「ソルーズ・ラカナウ・プロ2012」は大会3日目。本日は昨日のストーミーから一転。クリーンな5-6フィートのヒュージ・コンディションで、ラウンドオブ96がスタート。ヒート3には大澤伸幸、ヒート4には 辻裕次郎、ヒート10には 田嶋鉄兵が登場した。

大澤伸幸

マキシム・フスナット、ライアン・キャリナン、ヴィセンテ・ロメロという強豪と対戦した大澤伸幸。セットが入れば6フィートクラスの波がブレイクするタフなビーチブレイク。ポジショニングも難しく、スコアリング・ウェイブを見つけるのに慎重になる各選手。大澤伸幸も前半はほとんど波を掴まず、残り時間5分となり、切れたレフトの波を捕らえた大澤は、素晴しいバックハンドのカーヴィングターンのコンビネーションで5.77をスコア。3位に浮上したが時すでに遅く、惜しくも3位で敗退となった。

辻裕次郎

続いて行われた辻裕次郎のヒート。辻はスタートからバックハンドの深いボトムターンから際どい場所にあてるオフザトップで 4.83をスコア。ヒートスコア7.00でヒートをリードする。残り時間5分を切り、2位で5.83を持っていたティム・マクドナルドがレフトの波で素晴しいバックハンドのパワフルサーフィンを披露して5.80をスコアしてトップへ。ブラックのイーサン・エギグレンもバックハンドで5.33をスコアして逆転に成功。辻は3位に押し出された。辻もそれに応戦しレフトの波にチャージを見せるもワイプアウト。続けてライトの波にチャージを見せバックアップを2.63に塗り替えるも、惜しく3位で敗退となった。

ヒート10に登場した田嶋鉄兵は、バスコ・リベイロ、アレクサンドル・チャコン、ルーカス・サンタマリアと対戦。田嶋は、中盤に差し掛かり、ライトの波を掴み、フォアハンドでチャージして2.83をスコア。なかなかスコアリング・ウェイブを見つけられなかった田嶋だったが、後半に入り、レフトの波にテイクオフすると、大きく口を開けたバレルに、すっぽりと姿を消し、そのあと猛スピードでバレルを抜け出した。そのライディングにジャッジは7.40を与え、田嶋は一気に2位に浮上。更にヒート終了間際にライトの波を掴んだ田嶋は、ヒートスコア10.33でタフなコンディションの中、見事2位でラウンドアップを果たした。

田嶋鉄兵は、ラウンドオブ64 ヒート9でフリーペ・トリード(BRA)ミディ・ヴィミナルディ(REU)ギャビン・ジレット(HAW)と対戦する。明日もサムライ達にエールを送ろう! 頑張れ日本!

 

ライブはこちら。

 

http://www.sooruzlacanaupro.com/live/live.html