野呂玲花がWSLヨーロッパレッグ初戦QS1000イベント「ボードマスターズ」で3位。
イングランド南西部コーンウォール地方にある、イギリス・サーフィン発祥地と言われる、フィストラル・ビーチで8月10~14日で開催された、WSL-QSイベント「ボードマスターズ」が終了。
3~4フィートのコンディションで行われたファイナルデイ。オーストラリアのシェーン・キャンベルとクレア・ベビラックァが優勝して幕を閉じた。
2016 Boardmasters, Cornwall Highlights: QS Champions Crowned at Boardmasters
このイベントは、U.Kのミュージック&サーフィン・フェスティバル。ライブ演奏に加え、WSL男女QSイベント、男女ロングボードなどのイベントが行われ、サーフィン、スケート、BMX、ショッピング&ビーチactivitesは、フィストラル・ビーチ・サイト。ミュージック&キャンプactivitesはウォーターゲート・ベイ・サイトと2つの会場に分かれて盛大に行われた。
2016 Boardmasters, Cornwall Highlights: Great Surfing Despite Small Waves on Day 3
今回のイベントには日本から、メンズでは粟田海、田中大貴、野呂海利。ウイメンズでは野呂玲花、女子のロングで田岡なつみが参戦。他の日本人選手が敗退するなか、女子QSで唯一の日本人選手である野呂玲花は、ラウンドオブ32から出場。
ファーストラウンドからヨーロッパの強豪選手を相手にラウンドアップ。そしてラウンド3を1位でクオーターファイナル進出。マンオンマンのQFも見事勝ち上がり、セミファイナル進出。
セミファイナルでは、今回優勝した元CT選手であるオーストラリアのクレア・ベビラックァと対戦。クレアが8.33のエクセレントを含む、ヒートスコア15.16とするなか、野呂玲花も6.17をスコアするも、バックアップを見つけられずに敗退。ファイナル進出は逃したもののヨーロッパレッグ初戦を3位という最高のスタートを切った。
今回の野呂玲花のヨーロッパ遠征は、今回のイギリスからスタートして、8月16日-21日でフランスで開催されるS1000「メドック・オーシャン・ラカナウ・プロ」、8月24日-28日のQS1,500「プロ・アングレット」、8月30日-9月04日のQS6000「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」と続く予定だ。
WSL−QSランキングでも日本人としてトップの37位まで上げて来ている。ヨーロッパでの彼女の活躍を期待して、エールを送りたい!がんばれ!野呂玲花!
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/wqs/1581/boardmasters-cornwall
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/wqs/1738/medoc-ocean-lacanau-pro