コナー・オリアリー(AUS)がQS10,000「バリート・プロ」で優勝。QS世界ランク2位へ。
ファイナルデイハイライト映像2016 Ballito Pro Highlights: O’Leary Takes Out Ballito Pro in Pumping Surf
現地時間2016年7月3日 ,日曜日:サウス・アフリカで開催されていたWSLメンズQS10000「バリート・プロ presented by Billabong」が終了。ファイナルデイに相応しいクリーンなコンディションとなったクワドゥクザのウィラード・ビーチ。
コナー・オリアリー(AUS)は、ファイナルでジョアン・ドゥルー(FRA)を下し、キャリア最大の勝利を手中に収めた。この勝利で彼は貴重な10,000ポイントをゲット。QSランキングで一気に2位にジャンプアップ。来年のCTクオリファイに向けて大きく前進した。
今回ファイナルまで勝ち上がった二人は、どちらもパワフルなバックハンドサーフィンを武器にするレフトハンダー。エクセレント・スコアによるハイスコア・バトルで、幾度となくトップが入れ替わるシーソーゲームとなった。しかし終了5分前にオリアリーが9.20のエクセレントを叩き出し勝利を手にした。
「夢のようですね。現実のような感じがしない。まだ信じられないです。最高に嬉しいです。」と、オリアリーが言った。「ファイナルをメイク出来たことで最高だったのに、優勝出来て本当に最高です。
最近のジョアンのサーフィンは素晴らしくて、彼はQSにおける自分の大好きなサーファーのひとりだったので、彼とファイナルを戦えて本当に嬉しかったです。」
初のQS10,000イベントでの勝利は、オリアリーに優勝賞金40,000ドルと、貴重な10,000ポイントを与え、22才の彼はQSランキングでNo.2にジャンプアップした。
イベントのハイエスト・シングル・ライドとヒート・スコアを叩き出したジョアン・ドゥルー(FRA)だったが、僅差のバトルの末、最後はオリアリーに敗れた。
「ファイナルは接戦で、そのヒートのベストな波を掴んだものが勝つと思っていました。僕は1つの良い波を手に入れたあと、プライオリティーを失った」と、ドゥルーが言った。「これは自分のキャリアのベスト結果ですね。第2位位になれて嬉しいです。」
今シーズン初のQS10000イベント。ハイレベルなパフォーマンスサーフィンが披露された。このハイランクなイベントで勝つという事がどれどけサーファーをトップに押し上げるのかという事が理解できる。先日コナーが来日した際にインタビューする機会を得たが、今シーズンは必ずクオリファイすると言っていた。これでクオリファイがかなり現実的なものとなって来ている。今後の彼の活躍に期待したい。
次はいよいよ2016年7月6日から17日までのウエイティング期間で、世界に名高いライトハンド・ポイントブレイクである南アフリアのジェフリーズ・ベイで開催される2016年のサムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー第6戦である「Jベイ・オープン」。こちらのリポートもお楽しみに。
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オフィシャルサイトはこちら。
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1455/ballito-pro-mens
バリート・プロのファイナル結果
優勝:コナー・オリアリー(AUS)17.30
2位:ジョアン・ドゥルー(FRA)15.80
バリート・プロのセミファイナル結果
SF1:ジョアン・ドゥルー(FRA)19.20 def.ジェレミー・フローレス(FRA)17.63
SF2:コナー・オリアリー(AUS)16.74 def.イズキール・ラウ(AUS)14.60
バリート・プロのクォーター-ファイナル結果
QF1:ジェレミー・フローレス(FRA)15.24 def.クリスチャン・キマーソン(BRA)13.17
QF2:ジョアン・ドゥルー(FRA)18.67 def.ベイリック・デ・ブリース(ZAF)16.34
QF3:イズキール・ラウ(HAW)15.83 def.ジャック・フリーストーン(AUS)15.57
QF4:コナー・オリアリー(AUS)15.50 def.イーサン・ユーイング(AUS)14.56
WSLクオリファイ・シリーズ・ランキング(バリート・プロ後)
1、レオナルド・フィオラバンティ(ITA )17530
2、コナー・オリアリー(AUS) 14700
3、ジョアン・ドゥルー(FRA)13040
4、デイヴィッド・シルヴァ(BRA) 11530
5、イズキール・ラウ(HAW) 10120