稲葉玲王がラウンド4進出。女子ファイナリスト決定【ICHINOMIYA CHIBA OPEN】 


稲葉玲王が見事ラウンド4進出。

 

一宮、千葉、日本(2016年5月25日水曜日):千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)で開催中のWSL-QS6000【ICHINOMIYA CHIBA OPEN】は大会3日目。

 

本日は更にサイズダウン。クリーンな1~2フィートのコンディションの中、メンズ・ラウンド3のファイナル10ヒート。そしてウイメンズがスタートして、セミファイナルまでが行われた。

 


 

地元千葉の応援団の大声援の前で、大原洋人のまさかの敗退から一夜明け、ショックを隠せない会場の雰囲気を一掃する大活躍を見せたのが稲葉玲王だった。

 

ローカルヒーローの一人として、地元応援団の期待を一身に背負った稲葉玲王は、CTコンペティター・キアヌ・アシン、ポルトガルのマーロン・リプキ、ニック・ボン・ラップと対戦。

 

得意のバックハンドでエクセレントをマークした稲葉 WSL/Bennett

 

 

ファーストライドから5.50をスコアした稲葉は、ライトハンダーをバックハンドの無数のスナップでエクセレントの8.27をスコア。

 

キアヌ・アシン

 

 

それに対し、アシンは、ライトブレイクで3つの巨大なリエントリーを決め、9.07という本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアを記録した。

 

彼の演技に盛り上がる応援団 WSL/Bennett

 

 

ヒート終了間際にニード4.70と逆転の可能性を持ったアシンに対し、優先権を使った稲葉は、そのまま2位で逃げ切り、地元応援団の大声援に応えた。

 

「みなさんの応援を力に変えることが出来ました。」と、稲葉が言った。「キアヌと対戦することが分かって、かなり神経にこたえましたね。彼は素晴しいCTサーファーで、僕の親友なんです。

 

ハワイでは彼と一緒にステイしたりする仲なので、優先権で彼をマークするのは自分にとって凄く辛くて、最悪でした。でもヒートを勝ち上がれて本当に嬉しいです。」

 

これでラウンド4に勝ち残った日本人サーファーは仲村拓久未と稲葉玲王の2名となった。

 

仲村拓久未は、ヒート8でミッチェル・ジェームズAUS、エヴァン・ガイゼルマンUSA、ジョシュ・バークBRBと、稲葉玲王は、ヒート11でヴィセンテ・ロメロESP、トーマス・ウッズAUS、オニール・マサンPYFと対戦する。がんばれ!日本!

 

トップシードの野呂玲花はファイナル進出

 

 

 

大潮の昼の干潮から午後の満潮に向けてコンディションが上向くなか行われた、QS1,000の一宮千葉オープン・ウイメンズはファイナリストが決定。今回のイベントでNo.1シード選手の野呂玲花は安定したヒート運びで、ファイナル進出を決めた。

 

「今日の波はタフでしたが、ファイナルをメイクできて嬉しいです。」と、現在カリフォルニア在住の野呂玲花が言った。「今週末は再び波が良くなりそうなので、ファイナルが楽しみです。日本でQSイベントが開催されて本当嬉しいです。」

 

橋本恋もファイナル進出

 

 

また、橋本も、それぞれのヒートでビッグ・スコアを記録。ファイナル進出を決めた、もう一人の素晴しいパフォーマーだった。

 

橋本はセミファイナルのロングレフトを使い、シャープなバックハンドのサーフィンで、16.67のエクセレントなヒート・トータルを記録。

 

「レフトで良い波が来るのは分かっていたので、ヒートを通してあの場所を狙っていました。」と、橋本が言った。「このコンテストで自分のベストを出したかった のでファイナルにメイク出来て嬉しいです。ファイナルは波が上がることを願っています。」

 

エヴァン・ガイゼルマン

 

 

本日のファーストヒートで登場し、スモール・ウェイブでのスキルを発揮したのがフロリダのエヴァン・ガイゼルマン。ガイゼルマンは、そのヒートのベストウェイブを見つけ、 14.17のヒート・トータルを記録した。

 

「今日の波は、ホームでのアベレージ・デイのような感じですね。」と、ガイゼルマンが言った。「ホームのフロリダに居る時は、このような波でサーフすることが多いので、リラックスしてやれましたね。このようなコンディションで、ベストウェイブを見つけることは最も難しい。でも楽しんでやれました。」

 

トム・ホイッティカー WSL/Bennett

 

元チャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティター・トム・ホイッティカーは、サーフィン・コンテストの彼の経験を用い、ヒートを通して彼のセカンド・スコアリング・ウェイブを待ち続けた。

 

プライオリティーを持ち、第4位のポジションに追い込まれたホイッテカーは、ようやくスコアをゲット。ヒート終了間際で、素晴らしいターン・セクションを持ったロング・レフトハンダーで逆転に成功。ハワイアン・グレンジャー・ラーソンに次いで2位でラウンドアップを決めた。

 

ポルトガルのフレデリコ・モライス

 

 

マルティニーク・サーフ・プロQS3,000で優勝したポルトガルのフレデリコ・モライスは、3つのマッシヴなフォアハンドターンで7.17を記録。6.07でそれをバックアップして、ラウンド4へ勝ち上がった。

 

タナー・ヘンドリクソン

 

 

昨年のUSオープンのファイナルで大原洋人と激しいバトルを演じたハワイ・マウイ島のタナー・ヘンドリクソン。6.83と5.17のベスト2ウェイブでヒートスコア12.00をマークして2位でラウンド4進出。

 


5月26日(木)は6:30AMファーストコール。

 

 

稲葉玲王の活躍に沸く応援団
松田詩野もファイナル進出の大金星
好調そうな須田那月はファイナル進出
大村奈央はクオーターファイナルで敗退。
田代凪沙はセミファイナルで敗退
宮坂桃子はクオーターファイナルで敗退

 

5月19日(木)から30日(月)までのコンテスト開催期間中に無料バスを運行。詳しくはこちらをご確認下さい。

 

目が離せないQS6000 ichinomiya chiba open! この歴史的瞬間を見逃すな!

 

 

【ICHINOMIYA CHIBA OPEN powered by GoPro 】
QS Men’s 6000 QS Women’s 1000
日程:2016年5月23日(月)~30日(月)
場所:千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(通称:志田ポイント)

 

 

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オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.jp/
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1441/ichinomiya-chiba-open