シェーン・ドリアンがライド・オブ・ザ・イヤー含む2部門制覇。ビッグ・ウェイブ・アワード
アナハイム、CA/USA(日曜日、2016年4月24日)世界のベスト・ビッグ・ウェイブ・サーファーは今夜、2016WSLビッグ・ウェイブ・アワードのために南カリフォルニアに集結。アナハイムのグローヴ・シアターでのセレモニーは、そのビッグ・ウェイブ・コミュニティと、過去最高とまで言われる、昨年の中で最も素晴らしいライディングを称えた。
世界で最も光彩を添えられたビッグウェイブ・サーファーであるシェーン・ドリアンが、ビラボン・ライド・オブ・ザ・イヤー・アワードと、Surflineメンズ・オーバーオール・パフォーマンス・オブ・ザ・イヤー・アワードの2冠を達成した。
2016 Billabong Ride of the Year Nominees Group Clip – WSL Big Wave Awards
ドリアンは、1990年代にWSLチャンピオンシップ・ツアーで活躍した後、ビッグウェイブ・コミュニティに移行し、空前絶後の最も有名なビッグウェイブ・サーファーになり、昨晩の賞は、サーフィン・ヒストリにおけるドリアンのポジションを更に固める事となった。
「まず初めにSurflineとWSLに感謝したいです。」と、Surflineメンズ・オーバーオール・パフォーマンス・アワード受賞後にドリアンが言った。「この賞は恐らく最も獲得する事が難しく、最も名声のある賞だと思います。なぜなら、1本の波や1セッションだけで決定されたものではないからです。」
「自分にとっては、このような素晴しいサーファー達とともに、ノミネートされた事だけでも信じられません。ノミネートされたサーファーは全て素晴しかった。本当に素晴しいシーズンで、多くの人々が、たくさんのチャンスを持った。僕は本当に感謝したいです。」
また、ベスト・パドル・アワードを手に入れたのは、マウイ島のジョーズで63フィートという記録破りの大波をパドルインで制覇したアーロン・ゴールド。彼の記録はコルテス・バンクのショーン・ダラーを破った。
そして、TAGホイヤーXXLビゲスト・ウェイブ・アワードは、同じくマウイ島ジョーズでのユリ・ソレダデが獲得。TAGホイヤー・ワイプアウト・オブ・ザ・イヤー・アワードは、タヒチのチョープーでオーバー・ザ・フォールズ・ドロップを見せたニッコロ・ポルセラが獲得した。
ピュアスコット・バレル・オブ・ザ・イヤー・アワードを獲得したのはケアラ・ケネリー。このカテゴリーで女性が優勝するのは、ビッグ・ウェイブ・アワードの16年の歴史上初。
「私は子供の頃、何も出来ないと言われ続けました。私は女の子でしたから。」と、ケネリーが言った。「私は女性はサーフィン出来ない、バレルはメイク出来ない、大きな波でサーフィン出来ない、パイプラインは無理、ジョーズのパドルインなど、もってのほかなど言われ続けて来ました。でも私は、私にそんな事を言った人に本当に感謝したい。そのことで私はそれが間違いだってことを証明する事に、自分の人生を捧げることが出来たんですから。」
受賞作品などの映像はhttps://www.youtube.com/XXLをご覧下さい。
2016WSLビッグ・ウェイブ・アワード勝利者:
- ビラボン・ライド・オブ・ザ・イヤー:シェーン・ドリアン
Videographer: Dan Norkunas - パドル・アワード:アーロン・ゴールド
Photographer: Brent Broza - TAGホイヤーXXLビゲスト・ウェイブ・アワード:ユリ・ソレダデ
Photographer: Jimmie Hepp - ピュアスコット・バレル・オブ・ザ・イヤー・アワード:ケアラ・ケネリー
Photographer: Tim McKenna - TAGホイヤー・ワイプアウト・オブ・ザ・イヤー・アワード:ニッコロ・ポルセラ
Videographer: Tim Pruvost - Surflineメンズ・オーバーオール・パフォーマンス・アワード:シェーン・ドリアン
- ウイメンズ・ベスト・オーバーオール・パフォーマンス・アワード:アンドレア・モーラー
- 2015/2016WSL BWTチャンピオン:グレッグ・ロング(HAW)