WSLメンズQS「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」開幕。佐藤魁がトップでR3進出
2015年9月2日水曜日、プラヤ・デ・パンティン、ガリシア ― スペイン :第28回となるWSL「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」は大会2日目。
本日は、昨日から更にサイズダウンした厳しいコンディションで行われ、ウイメンズQS6,000はオフ。メンズQS1,500イベントがラウンド1からラウンド3のヒート12までの24ヒートを完了した。
ディーン・ボウエン(AUS)は、ラウンド1で小さいレフトをフルに活用し、エクセレントなスリック・フォアハンド・ターンで、ここまでのイベント・セカンド・ハイエスト・ヒート・トータル16.50を叩き出した。
また、レフトハンダーのスモール・セクションでアグレッシブ・バックハンド・ハックを決めたジョーガン・クィズネット(REU)は、8.93と9の2本のエクセレント・ライドを記録。大会2日目をコントロール。プロ・アングレットのファイナリストであるアンディ・クリエール(FRA)もエクセレントなターンでラウンド2を勝ち上がった。
佐藤魁はラウンド2をトップ通過
ラウンド2から日本チームの先陣を切って登場した佐藤魁。彼のヒート9のころは、ハイタイドで更に厳しいコンディションだった。佐藤魁はセカンドウェイブで、レフトの波をキャッチ。フォアハンドでラディカルに攻めて、インサイドのクローズセクションまでメイク。5.83をスコアして、トリッキーなコンディションでアドバンテージをとる。
後半に入り、フランスのアルドリック・ゴッドがバックハンドでが7.00をスコアして逆転。2位を強いられる佐藤魁はバックアップを4.07として2位をキープした。そしてヒート終了間際に、佐藤はヒート最大のセットをキャッチ。カーヴィングターンのコンビネーションで7.40をスコア。大逆転で1位でラウンドアップを決めた。
ラウンド3ではH-2 安井拓海、勝ち上がった佐藤魁がH-9 、H-15に稲葉玲王が登場する。またウイメンズが再開されれば、ラウンドアップしている野呂玲花は、ラウンド4のヒート3で、ページ・ハレブ(NZL) 前田マヒナ(HAW)と対戦する。
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オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1280/pantin-classic-galicia-pro