カノア五十嵐がキャリア初のQS 3000優勝で、QSランキング世界第3位のポジションへ。
PHOTO FORM KANOA’S FB
ヴァージニアビーチ、ヴァージニア、アメリカ(2015年8月23日日曜日):アメリカのヴァージニアビーチで開催されていたWSLメンズQS 3000「Vans Pro」が終了。メンズのクォリフィケイション・シリーズ(QS)でカノア五十嵐(USA)が見事な勝利を収め、クリティカルな3,000ポイントを獲得した。
2015 ECSC Day 7 Surfing – FINAL Highlights
日本人の両親と弟の家族4人でカリフォルニアのハンティントンビーチに住むカノア五十嵐は、今回の優勝でQSランキングで、チャンピオンシップ・ツアー(CT)サーファーのジェレミー・フローレス(FRA)、フリーペ・トリード(BRA)を抑えて、第3位のポジションへジャンプアップした。
今回のイベントを通して、エクセレントなフォームを続けたカノア五十嵐は、素晴らしいコンペティション・シーズンを続ける。
「ほんとうにクレイジーなほど最高なシーズンです。」と、五十嵐が言った。「今シーズンは、優勝さえありませんでしたが、良い結果をたくさん残せていた。勝利だけ逃していたんです。やっと結果が出せて本当に嬉しいです。この3,000ポイントは、自分にとって凄く重要です。今年初のQS優勝で、自分のトップ3の結果に入ります。年末へ向けて、ここで結果を残す事が自分の目標でした。それがうまくいったので本当に嬉しいです。」
今回のイベントで、ハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアである9.40、そして、ヒート・トータル17.40をマーク。ラウンド4以外は、全て1位通過のぶっちぎりのサーフィンを見せたカノア五十嵐。
「全てのヒートで同じことをやろうと心掛けていました。」と、五十嵐が言った。「自分の出来る以上のことをするつもりはありませんでした。すべてが自分に向いていた感じで、そんなフィーリングの時はいつも良い結果に繋がるんです。ここは4年目になりますが、 ヴァージニアビーチが自分にとって本当に特別な場所になりました。」
第2位には、今回カノアとともに絶好調だったノア・シュワイツァー(USA)、3位にサウス・アフリカのベイリック・デ・ブリース(ZAF)、4位にインドネシアのオニー・アンワー(IDN)という結果となった。
また、プロジュニアでは、ガブリエル・ファリア(BRA)、グリフィン・カラピント(USA)、スティービー・ピットマン(USA)をファイナルで抑えた、セス・モニーツ(HAW)が2015年ノース・アメリカのジュニア・シリーズで2度目の優勝を成し遂げた。
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