トム・カレン、日本初のライヴハウス・サーキット・ツアー「灼熱の湘南編リポート」。
6月17日(水)に日本デビュー・アルバム『イン・プレーン・ビュー』をリリースした、誰もが認める真のサーフレジェンド、トム・カレンによる、日本初のライヴハウス・サーキット・ツアーが7月17日の大阪を皮切りにスタートした。
今回は、7月19日(日)に湘南鵠沼海岸の素晴しい夏空のもと行われた「湘南オープン」でのライブと、「逗子サーファーズ」で行われた灼熱のライブの模様をお届けする。
「逗子サーファーズ」のオープニングアクトでは、西藤ヒロノブ・トリオ with 小沼ようすけ 、そして湘南オープンのコメンテイターとして大会を盛り上げた、日本でもプロサーファーとして大活躍し、今はオーストラリア在住の マシュー・ピッツが素晴しいライブパフォーマンスを披露してくれた。
ライブでは、ミュージシャンとしてのトム・カレンのレイドバックなスタイルにロック、ブルース、フォーク、レゲエなどの要素がブレンドされ、叙情的な深さを醸しながら独特でオリジナルなスタイルが披露された。
過去3 度、サーフィンの世界チャンピオンに輝き、サーフィンの世界では今でも圧倒的な存在感を放つトム・カレン。音楽性も非常に高い彼の曲は、これまでも世界中のファンに受け入れられてきた。
トム・カレンの音楽はどこかイーグルスを彷彿とさせる、なんて言うことを言う人もいるが、すべては彼自身の中に培った多様性をブレンドした、どこまでもオリジナルなものなのである。
今回はスペシャル・ゲストとして、トムと親交深く、世界を股にかけ活躍するギタリスト、西藤ヒロノブもトム・バンドに参加。トムのスタイリッシュでスムースな音楽スタイルがブラッシュアップされた。
スペシャルゲストとして、 小沼ようすけも出演。素晴しいギター演奏をトムも絶賛
個人的に交流があり、今回のスペシャルバンドメンバーとして参加している、西藤ヒロノブ・トリオバンド。小沼ようすけも参加して、圧巻のパフォーマンスを披露。とにかく凄かった。
トリオのメンバーはベースに Kenji Hino aka Jino 日野賢二、そしてドラマーはニューヨークから Mark Whitfield Jr. が参加!
前座には海からのメッセンジャー、ピュアーな伝道師であるマシュー・ピッツが登場。
シンガーソングライターとして多くのステージをこなして来たマシュー。心温まるメロディーラインが最高だった。
来日直後、関西方面からライブが続いていたトム・カレン。疲れも見せず、最高なパフォーマンスを披露。
見せ場を心得た彼のライブ演奏は、彼のサーフィン・スタイルに相通ずるものがあると感じた。
会場にいる人から「俺はトムカレンのサーフィンが見たいんだよ。ここで何をやるんだ」なんて声も聞こえた。でも、トムの演奏を聞けば、その素晴しさを実感できたはずだ
湘南に続き、7/22日(水)渋谷、7/23(木)横浜、そして静岡、茨城とトム・カレンのツアーは続く。
炎天下で30分も演奏。そしてサーファーズで見せたパフォーマンスでクライマックスへ。
アンコールでは小沼ようすけも加わり、ジャムセッション。KAZZもパーカッションで飛び入り参加。
最後は全員で記念撮影。ジョージさん、サーファーズの成瀬さんも満面の笑顔だった。自分はトム・カレン世代のサーファー。神様的存在のトムさんのCDは全部持っているから、彼の音楽性は把握しているつもりだった。昨年のインタースタイルでも演奏をリハから見たが、今回はマジで痺れた。やられた。最高だった。トム・カレンの事が更に好きになってしまった。かっこ良すぎる。これからでも間に合うので是非ライブを見に行って欲しい。
※チケット販売枚数上限に達した時点で販売打ち切りとなります。
東京と大阪公演に関しては、プレイガイド(イ―プラス)にて発売になります。
共催:RIP CURL JAPAN
総合問合せ:SURFROCK INTERNATIONAL 046-665-3201
http://www.surfrockintl.com/Live/Tom%20Curren/index.html