クラマスがついにゴーインオフ。ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ大会3日目
バリ島、クラマス(2015年4月18日土曜日)バリ島で開催中のJPSA ショートボード開幕戦「ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ supported by Princess Collection」は大会3日目。
昨日より更にサイズアップし、波のサイズはオーバーヘッド、セットはダブル。小雨混じりの天候で、試合は男子のメインラウンド3からスタート。朝は風も無いクリーンなクラマスだったが、途中からサイドオンが吹き出すコンディション。その中、男子はラウンド3と女子ラウンド2までが終了した。
本日は、男子では、大野修聖が昨日に続きクリティカルなポケットで激しく板を返すバックハンド・サーフィンの妙技を披露。7.35と5.00のベスト2スコアでヒートスコア12.35をマーク。
※大野修聖のバックハンド・ リエントリー@クラマス。必見シークエンス。
女子では13歳の西本梨乃がエクセレントの8.00にバックアップ7.80を揃え、ハイエスト・ヒートスコア15.80を叩き出した。一方で激しいクロスヒートで優勝候補の一人である野呂玲花が早くもイベントから姿を消した。
いよいよ明日はラウンド4から男子トップシードが登場する。その用意された最高のステージで、熱い戦いが繰り広げられる。
取材、撮影:山本貞彦
オフィシャルサイトではライブ中継が行われています。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/
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今日の朝一のヒートもチューブになる波。林健太はもちろんチューブ狙いでガッツリ抜けて来た。さすがクラマスマスター。
マーのヒートから風が入り、面を乱す。流れもあり、ポジショニングが難しいコンディションに。それでもサイズアップすれば、マーのレールサーフィンの真骨頂。歓声が上がるほどのスプレーを飛ばし、このラウンドも1位でラウンドアップ。今日のハイポイントを叩き出した。
田中大貴は最後まで攻め続けたものの勝ち上がれず、惜しくも公認プロ資格はゲットならず。
浜瀬海。インサイドの早いガッポレチューブに突っ込み、見事抜けてこのアピール。お見事です。
高橋健人。怪我からの復帰第1戦。練習ではキレたサーフィンを魅せていたが、試合では自分のサーフィンが出せず敗退。次回に期待!
女子のR-2のH-1はシーソーゲーム。経験に勝る大村奈央に軍配。
この試合で魅せた演技。間違いなく自身のサーフィンを変えた高橋みなと。
小川直久。直久も今シーズンに入る前にオーストラリアでトレーニングを積んだ。
スキルだけでなく、メンタルも含め一からサーフィンを学び直した。オーラがハンパないです。
「萌」「梨乃」はミドルネーム。ハワイではエミリー、ジュリで呼ばれているとのこと。
今回の公認プロ資格を取ったことで、JPSAもフォローしていきたい。ただ、ハワイでの大会、アメリカ代表選抜戦があるので、スケジュールを見て調整していくとのことです。
女子のハイポイントはこのR-2 H-4で出した西元梨乃の8.00ポイント。
深川達哉。サイズが上がればさらに魅せてくれる。今回も最大セットをテイクオフし、魅せてくれた。パワフルサーフィンが持ち味。