ケリー・スレーターは、今回のベルズでプロサーフィンから引退か。

ケリー・スレーターは、今回のベルズでプロサーフィンから引退か。 


 

 

11-タイム・ワールド・チャンピオンのケリー・スレーターは今日、自身のInstagram上で、ベルズ・ビーチでのイベント終了後、ワールド・ツアー引退をほのめかす発言をした。https://instagram.com/kellyslater/

 

あまりにも呆気無い引退劇は突然訪れた。最年少と最年長のワールドタイトル・ホルダーという記録を持つ、スレーターのレコードは決して塗り替えられることはないだろう。

 

ちょうど1年前のエイプリルフール。彼は一緒にプロサーフィンの歴史を刻んで来た「クイックシルバー」というメインスポンサーと別れた。このとき、彼の頭の中にはこのシナリオが描かれていたのかもしれない。

 

この1年間は事業の話が次から次へと出て来たスレーター。Firewireの大多数の株を獲得、クロージングブランドでは「Outerknown」、栄養ドリンク・マーケットでは「Purps」、家庭用家具の一流ブランドPBTeenとコラボレート、最近では「Thai Stick」のフィルム・プロダクションのために版権を買った。これらは全て引退するための準備だったのだろう。

 

「人生における大きい決断は簡単ではありません。そして、この結論に達するには多くの静かな時間と個人の自己反省が必要でした。本当に多くの人たちへの感謝と想い出があります。リップカールプロは自分にとって、ツアーで初めてサーフィンしたイベントなので、自分の最後のイベントにするには、ちょうど良いと思いました。でも苦境から抜け出す策を見つけ、最後のイベントで優勝できることが望むことです。

 

自分のボードは素晴らしいと感じています。(ありがとう。@cisurfboards @travlee)そして、僕はいつものように気合いを入れてサーフィンをして楽しむよ。ベルズでみんなと会える事を願います。良い予報は出ていないけど、自分のフロリダルーツで良い方向へ導くよ。」

 

これはエイプリルフールの冗談なのか? それともプロサーフィンの一時代の終焉なのか。

 

公開日時: 2015年4月2日 @ 12:47