ジョシュ・モニーツがパイプ・プロ・ジュニアで優勝。ウイメンズQSでケアラ・ケネリー優勝
バンザイ・パイプライン、オアフ、ハワイ、現地時間2015年3月22日:ハワイのバンザイ・パイプラインで開催されていたWSLジュニア・メンズJQS1000「パイプ・プロ・ジュニア」が終了。18才のジョシュ・モニーツは、6フィートのコンディションで行われたファイナルで、ダイナミックな不屈のパフォーマンスで、昨年のチャンピオンである弟のセスからパイプ・プロ・ジュニア・タイトルを奪った。
ジョシュは、イベントのハイエスト・スコアリング・ウェイブとなるチューブ・ライドで 9.8をスコアしてファイナルをスタート。そして、最後の5秒でバックハンドのエアリアル360で勝利を封じた。
4人ヒートのファイナルは、ジョシュと彼のの親友でもあるハレイワのベンジ・ブランドによる二人のバトルとなった。ジョシュはオープニング・スコアで高得点をマークしたにもかかわらず、30分のバトルを通してバックアップ・ライドを探し続けた。一方、ブランドは猛烈なバーティカル・アタックで2つの7ポイントをスコアして、激しいデッドヒートとなった。
そして、ファイナル終盤でリードをとったブランドの初優勝が決定したかと思ったが、残り時間5秒でジョシュは、レフトハンダーで、運を天に任せた完璧なバックサイド・エアを成功させ、7.0で大逆転で勝利を手に入れた。
「自分が最初に9ポイントをスコアして、勝利のチャンスがあることは分かっていました。今日は13ポイントをマークした選手が勝ち上がっていましたからね。でも、僕がそれを手に入れたあと、不思議なことに波を見つける事が全くできなかったのです。
僕は、ベンジがとても素晴らしいサーファーだと言うことをを知っていました。このようなコンディションでも、スモール・ウェイブを見つけることが出来るので、今回も2つの7ポイントをマークして、僕は凄く焦っていたんです。」
「最後の波を捕まえた時、スコアを出すために3つのターンを決めたいと思っていたんです。でも、それは無理な波でした。ちょっとギブアップかなって感じでしたが、小さいエア・セクションを見つけて、エアをやったんです。自分はバックサイド・エアはやらないんです。いつもサーフィンしているタウンでは、ライトからの風なので、それはドリーム・エアでした。最高でしたね。」
また、3位となったスペイン、ビルバオのナチョ・ゴンザレス(19)は、今回のダークホース。彼自身まさか自分が3位になるとは夢にも思わなかっただろう。ゴンザレスは、ファイナルデイで、ノー・マー・マクゴナグル(CRI)、バロン・マミヤ(HAW)、ジョシュア・バーク(BRB)そして、デレク・ゴメス(VEN)という新進気鋭のアップカマーを破ってファイナルへ勝ち上がったのだ。
また、今年の年末に行われる、世界で最も名高いプロ・サーフィン・シリーズであるVANSトリプルクラウンに、ハワイのトップ2のジュニア選手の出場枠が決まり、今日の結果は、モニーツ兄弟とブランドにとって極めて重要なものとなった。
また、今回のイベントでは、日本の脇田泰地、アメリカのカノア五十嵐なども出場。カノア五十嵐は、セミファイナルまで進出したが、惜しくも3位で敗退し、ファイナル進出を逃した。
また同時開催のWSL ウイメンズQS1000「Surf n Sea パイプラインプロ」では、カウアイのケアラ・ケネリー(36)が優勝。CTで活躍し、世界2位という最高ランクを誇るケネリー。現在はプロフェッショナル・ビッグウェイブ・スペシャリストとして知られる彼女は、朝のクリーンな4~6フィートのバレルから、 ファイナルの風で乱させたビーチ・ブレイク・コンディションのダブル・オーバーヘッドまで、自分のスキルを充分に発揮して勝利を掴んだ。
第2位には、ノースショアのライジング・スター、ホノルア・ブルームフィールド(ハレイワ)、第3位のポジションには、元ツアープロのメラニー・バーテルス(ワイアナエ)、ファイナリストとしてソリッド・サーフで見事に戦った、15才で今回の最年少出場となったモアナ・ジョーンズ(ハレイワ)が第4位となった。
パイプ・プロ・ジュニア・メンズ:
優勝:ジョシュ・モニーツ(HAW)-16.8(9.8、7.0);$2,000、1000ポイント
第2位:ベンジ・ブランド(HAW)-14.4(7.15、7.25);$900、750ポイント
第3位:ナチョ・ゴンザレス(EUK)-8.6(5.5、3.1);$600、560ポイント
第4位:セス・モニーツ(HAW)-6.05(3.25、2.8);$300、525ポイント
Semi-Finals:
H1: Benji Brand; Seth Moniz; Kanoa Igarashi (USA); John Mel (USA)
H2: Josh Moniz; Natxo Gonzalez (EUK); Joshua Burke (BRB); Derek Gomes
Quarter Finals:
H1: Seth Moniz; John Mel (USA); Makai McNamara; Luke Shepardson
H2: Kanoa Igarashi (USA); Benji Brand; Tomas Tudela (PER); Nic Hdez (USA)
H3: Joshua Burke (BRB); Derek Gomes (VEN); James Hogan (USA); Griffin Colapinto
H4: Natxo Gonzalez (EUK); Josh Moniz; Jake Kelley (USA); Jordy Collins (USA)
Round of 32:
H1: John Mel (USA); Tomas Tudela (PER); Eala Stewart; Ryland Rubens (USA)
H2: Luke Shepardson; Nic Hdez (USA); Kalani David; Skip McCullough (USA)
H3: Benji Brand; Seth Moniz; Cody Young; Jake Marshall (USA)
H4: Kanoa Igarashi (USA); Makai McNamara; Daniel Glenn (USA); Colt Ward (USA)
H5: Griffin Colapinto (USA); Jake Kelley (USA); Kona Oliveira; Kaulana Apo
H6: James Hogan (USA); Jordy Collins (USA); Koa Smith; Landon McNamara
H7: Josh Moniz; Derek Gomes (VEN); Jake Davis (USA); Finn McGill
H8: Natxo Gonzalez (EUK); Joshua Burke (BRB); Barron Mamiya; Noe Mar McGonagle (CRI)
Round of 64:
H1: Tomas Tudela (PER); Luke Shepardson; Shayden Pacarro; Tomas King (CRI)
H2: Ryland Rubens (USA); Skip McCullough (USA); Taylor Clark (USA); Wyatt McHale
H3: Nic Hdez (USA); John Mel (USA); Kain Daly; Timothee Bisso (GLP)
H4: Kalani David; Eala Stewart; Wil Reid (USA); Riley Laing (AUS)
H5: Jake Marshall (USA); Makai McNamara; Noah Collins (USA); Kala Willard
H6: Seth Moniz; Daniel Glenn (USA); Ulualoha Napeahi; Jacob Szekely
H7: Kanoa Igarashi (USA); Benji Brand; Lucca Mesinas Novaro (PER); Hunter Johnson
H8: Colt Ward (USA); Cody Young; Josh Benjoya (USA); Imaikalani Devault
H9: Kona Oliveira; Jordy Collins (USA); Cam Richards (USA); Wilem Banks
H10: Jake Kelley (USA); James Hogan (USA); Joey Johnston; Nolan Rapoza (USA)
H11: Koa Smith; Griffin Colapinto (USA); Noa Mizuno; Jake Constantinidis (AUS)
H12: Landon McNamara; Kaulana Apo; Alex Pendleton; Colin Moran (USA)
H13: Finn McGill; Joshua Burke (BRB); Tyler Gunter (USA); Liam McTigue
H14: Jake Davis (USA); Noe Mar McGonagle (CRI); Tomas Lopez Moreno (ARG)
H15: Natxo Gonzalez (EUK); Derek Gomes (VEN); Elijah Gates; Andrew Jacobson (USA)
H16: Barron Mamiya; Josh Moniz; Lucca Saldivar (PER); Taichi Wakita (JPN)
SURF N SEA・パイプライン・ウイメンズプロ
優勝:ケアラ・ケネリー(カウアイ)-11.85、1,000ポイント、2,000ドル
第2位:ホノルア・ブルームフィールド(ハレイワ)-9.1、750ポイント、900ドル
第3位:メラニー・バーテルス(ワイアナエ)-7.9、560ポイント、600ドル
第4位:モアナ・ジョーンズ(ハレイワ)-5.8、525ポイント、500ドル
SURF N SEA PIPELINE WOMEN’S PRO, Presented by Brazilian Show Room
Final:
1st – Keala Kennelly (Kauai) – 11.85 points; 1,000 ratings points, $2,000
2nd – Honolua Blomfield (Haleiwa) – 9.1 points; 750 ratings points, $900
3rd – Melanie Bartels (Waianae) – 7.9 points; 560 ratings points, $600
4th – Moana Jones (Haleiwa) – 5.8 points; 525 ratings points, $500
Semi-Finals:
H1: Keala Kennelly; Honolua Blomfield; Natalie Anzivino (USA); Jessica Anderson
H2: Melanie Bartels; Moana Jones; Anastasia Ashley (USA); Bianca Valenti (USA)
Quarter Finals:
H1: Keala Kennelly; Jessica Anderson (CHL); Zoe McDougall; Sophia Bartlow
H2: Honolua Blomfield; Natalie Anzivino (USA); Emilia Perry; Bailey Nagy
H3: Anastasia Ashley (USA); Moana Jones; Frankie Harrer (USA); Kahanu Delovio
H4: Bianca Valenti (USA); Melanie Bartels; Brittany Penaroza; Hannah Van Veen
Continuation of Round of 32 from Tuesday…
H5: Frankie Harrer (USA); Brittany Penaroza; Kelta O’Rourke; Pomare Dreisziger (CHL)
H6: Moana Jones; Hanna Van Veen; Terumi Nakajima (n/s); Cayla Moore (n/s)
H7: Bianca Valenti (USA); Anastasia Ashley (USA); Malia Ward (USA); Brittany Gomulka
H8: Melanie Bartels; Kahanu Delovio; Emily Nishimoto; Jamilah Starr