アンディ・アイアンズの魂が宿る、ダスティー・ペインがリーフ・ハワイアン・プロで優勝。

アンディ・アイアンズの魂が宿る、ダスティー・ペインがリーフ・ハワイアン・プロで優勝。 


Dusty Payne (HAW) ASP / Kelly Cestari

 

ハレイワ、オアフ/ハワイ(2014年11月15日土曜日):エピック・コンディションが続く、第32回VANSトリプルクラウンのファースト・ステージであるASPプライム QS「リーフ・ハワイアン・プロ」は4日連続開催で、ついにファイナルデイを迎え、マウイのダスティー・ペイン(HAW)が見事な大逆転で勝利を掴んだ。

 

ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)からドロップ・オフし怪我を負って 過ごした二年間、彼は、ハレイワで新たなアティチュードとサーフィン・ライフのため、ここハレイワでコンペティションで完全復活の狼煙を上げた。

 

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Payne Triumphs at High-Flying Reef Hawaiian Pro

 

ペインは4メン・ファイナルの中で、ラウンド1から勝ち上がって来た唯一のサーファーであった 。6フィートから20フィートという強烈な4日間に渡るコンペティションの中で、トータル7ヒートを戦い抜いたのだった。今日の結果は、彼のワールドクラス・アビリティを証明することとなった。

 

彼の対戦相手となったジュリアン・ウィルソン(AUS)、ジェレミー・フローレス(FRA)、アダム・メリング(AUS)の3名は、WCTコンペティターとして、あとのラウンドからシードされ登場したサーファーだった。

 

ダブル・オーバーヘッドの波で、行われた35分のファイナルにおいて、ジュリアン・ウィルソンは前半から、エア、バーティカル・スナップ、ねじり込むカーヴィングの全てをコンビネーションしてリードを奪った。ヒート残り時間14分で、ペインは形勢を逆転させるため、ディープに波をえぐるターンを見せた。

 

彼は、マッシヴ・スナップとクリティカルなアンダー・ザ・リップ・ターンで波をアタック。そして僅か90秒の間に、9.87と9.77のパーフェクト・ウェイブ・スコアを連続してマーク。ヒートトータル19.64を叩き出して大逆転で勝利を掴んだ。

 

ペインは今回の勝利で、優勝賞金40,000ドルを獲得。ASPクオリファイ・シリーズ(QS)レイティングで97位から24位へジャンプアップ。2015年のWCTクオリファイを射距離内に収めた。

 

Payne's victory today sees him move to 24th place on the ASP Qualifying Series rankings. Image: ASP / Ed Sloane

 

 

そして、彼自身がいう「ハワイアン・ワールド・タイトル」VANSトリプルクラウン・レイティングをリードするとともに、VANSトリプルクラウン・シリーズのハイエスト・ヒート・スコアに与えられる、ハワイアン・エアライン「Best In Class」賞で、ポールポジションをとる。

 

「僕はアンディ(アイアンズ)が優勝するのを見た時から、常にここで優勝するのが僕の夢でした。」と、涙をこらえながらペインが言った。「我々は、4日間連続で素晴しいハレイワをサーフした。それに尽きますね。ただ楽しんでサーフィンを続けたい。これは世界で最も素晴らしい仕事ですよ。」

 

ファイナルでペインは、アウトで波を待っている時に、ツアーを共にしペインにインスピレーションを与え続けた、2010年11月に他界した大親友のアンディ・アイアンズだったら、どんなことをするかを自分に問いかけたという。

 

「最初の9ポイントが出たあと、『僕は、まだこれでいける』と思いました。」と、ペインが言った。「立て続で波が来る中、自分は幸運にも、もう1本波を手に入れたんです。WCTにいた時は、優勝も出来なかったし、ファイナルデイまで勝ち上がれなかった。

 

今年またツアーを回るようになって、仲間が良い成績を残すのを見て火がつきましたね。次にどんなことが起ころうと、来年が本当に楽しみです。正直なところ、これは自分にとって過去最高の勝利だと思います。僕は自分の持っている全てを出して、戦いたいだけなんです。」

 

彼のメジャー初優勝は、2013年3月、ウェスタン・オーストラリアで行われたドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロで、今日の勝利は、ペインにとってキャリア2度目のメジャー優勝となった。

 

そして、VANSトリプルクラウンの次なる戦いの舞台は、11月24日から12月6日までのウエイティング・ピリオドでサンセット・ビーチにて開催される「VANSワールド・カップ」。そのASPプライム・イベントは、地球上に存在する最もチャレンジング・ウェイブとして知られている会場で行われる。

 

また、トリプル・クラウン第3戦で最終戦はビラボン・パイプ・マスターズ。それは2014WCTシーズンのファイナル・イベントでもあり、今年のワールド・タイトル・レースのクライマックスを迎える。

 

 

REEF Hawaiian Pro Final Results:
優勝:ダスティー・ペイン(HAW)19.64pt-40,000ドル 6,500ポイント
第2位:ジュリアン・ウィルソン(AUS)18.74pt-20,000ドル 5,200ポイント
第3位:ジェレミー・フローレス(FRA)14.97pt-12,000ドル 4,450ポイント
第4位:アダム・メリング(AUS)11.33pt-10,000ドル 4,000ポイント

 

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リーフ・ハワイアン・プロのオフィシャルサイト

http://www.aspworldtour.com/events/2014/mqs/724/reef-hawaiian-pro

トリプルクラウンのオフィシャルサイト

http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/

 

 

REEF Hawaiian Pro Semifinal Results (1st & 2nd advance, 3rd=5th; 4th=7th):
Semifinal 1: Julian Wilson (AUS) 17.43pts ; Dusty Payne (HAW) 16.36pts ; Raoni Monteiro (BRA) 14.73pts ; Brett Simpson (USA) 14.50pts
Semifinal 2: Adam Melling (AUS) 17.40pts ; Jeremy Flores (FRA) 15.00pts ; Frederico Morais (PRT) 14.70pts ; Torrey Meister (HAW) 14.67pts

REEF Hawaiian Pro Quarterfinal Results (1st & 2nd advance, 3rd=9th; 4th=13th):
Quarterfinal 1: Julian Wilson (AUS) 17.67pts ; Dusty Payne (HAW) 15.50pts ; Jordy Smith (ZAF) 12.80pts ; Mick Fanning (AUS) 10.74pts
Quarterfinal 2: Raoni Monteiro (BRA) 15.60pts ; Brett Simpson (USA) 13.40pts ; Bede Durbidge (AUS) 13.07pts ; Joel Centeio (HAW) 12.83pts
Quarterfinal 3: Torrey Meister (HAW) 15.87pts ; Jeremy Flores (FRA) 15.57pts ; Wade Carmichael (AUS) 15.10pts ; Travis Logie (ZAF) 12.83pts
Quarterfinal 4: Adam Melling (AUS) 17.20pts ; Frederico Morais (PRT) 14.80pts ; Matt Wilkinson (AUS) 14.77pts ; Michel Bourez (PYF) 10.20pts

REEF Hawaiian Pro Round 4 Results (Round of 32 – 1st & 2nd advance, 3rd=17th; 4th=25th):
Heat 1: Jordy Smith (ZAF) 16.00pts ; Raoni Monteiro (BRA) 13.24pts ; Joan Duru (FRA) 13.14pts ; Tomas Hermes (BRA) 11.50pts
Heat 2: Dusty Payne (HAW) 17.63pts ; Joel Centeio (HAW) 14.43pts ; Adrian Buchan (AUS) 13.23pts ; Nic Von Rupp (PRT) 10.50pts
Heat 3: Bede Durbidge (AUS) 15.43pts ; Mick Fanning (AUS) 14.20pts ; Ramzi Boukhiam (MAR) 11.56pts ; Sebastian Zietz (AUS)
Heat 4: Brett Simpson (USA) 14.00pts ; Julian Wilson (AUS) 10.43pts ; Mitch Crews (AUS) 10.43pts ; Damien Hobgood (USA) 8.20pts
Heat 5: Travis Logie (ZAF) 16.94pts ; Matt Wilkinson (AUS) 15.23pts ; Vasco Ribeiro (PRT) 11.16pts ; Conner Coffin (USA) 7.93pts
Heat 6: Torrey Meister (HAW) 15.94pts ; Frederico Morais (PRT) 13.10pts ; Owen Wright (AUS) 12.97pts ; Keanu Asing (HAW) 11.50pts
Heat 7: Adam Melling (AUS) 15.13pts ; Wade Carmichael (AUS) 14.20pts ; Tiago Pires (PRT) 10.83pts ; Wiggolly Dantas (BRA) 9.17pts
Heat 8: Michel Bourez (PYF) 18.27pts ; Jeremy Flores (FRA) 13.53pts ; Filipe Toledo (BRA) 11.17pts ; Fredrick Patacchia (HAW) 6.90pt