W洋人はラウンド2で敗退。ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ大会2日目。
プライア・デ・サンタバーバラ、サンミゲル/アゾレス・アイランド(2014年9月3日水曜日)ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロpres. Sumol」は、3~5フィートのコンディションで再開。プレイフルなコンディションは、再びコンペティターのパフォーマンス・バーを上げ、コンペティション・サーフィンの素晴らしいショーが披露された。
VANS USオープンとソルーズ・ラカナウでクオーターファイナルまで勝ち上がり、絶好調のカレントQS No.20サーファーのマキシム・フスナット(FRA)は、洗練されたレール・サーフィンとエアリアルのレパートリーでエクセレント・レンジのスコアをマークし続け、ラウンド2と3を勝ち上がり、ラウンド4をスキップし、ラウンド5へダイレクトに勝ち上がった。
「あのレフトはスーパー・ファンで、バックサイドのサーフィンが好きなんです。」と、フスナットが言った。「バックウオッシュが入って来ると思ったので、今日はサーフボードを変えたんです。それが調子良くて良かったです。辛抱強く波を待ちました。ベスト2を揃えるため、ベスト・オプションをセレクトすることに集中していたんです。」
ノールーザーヒートで、ソリッドな2ウェイブ・トータルをスコアしフスナットは、リラックスしてエアリアルにチャージ。高速バックサイド・ローテーションにパーフェクトにランディングさせて、パーフェクトに近い9.67を手に入れ、他の選手をコンビネーション・シチュエーションに追い込んだ。
「あのストーム・ウインドはバックサイド・エアにはパーフェクトだって、僕はヒートの前に父と話をしていたんです。」と、フスナットが言った。「ヒートでは良い波を見つけ、スコアを揃えられていたので、余裕を持ってエアーにトライ出来たんです。」
また、バスコ・リベイロ(PRT)は、カレント・ランキング・リーダーのマット・バンティング(AUS)と元イベント・チャンピオンのトーマス・ヘルメス(BRA)という強豪を抑え1位でラウンドアップ。今シーズン不調が続いていたジョアン・ドゥルー(FRA)も、シーズン初のラウンド5進出。その他にスペインで優勝した16歳のレオナルド・フィオラバンティ(ITA)、ブレット・シンプソン、ジャック・フリーストーンなどもラウンド5進出を決めている。
試合が再開されれば、ラウンド4のマンオンマンからスタートとなる。
昨日の激しいラウンド1ヒートを勝ち上がったW洋人。ヒート5で大原洋人が、バスコ・リベイロPRT、グレンジャー・ラーセンHAW、リカルド・クリスティNZLと対戦。
大原洋人はオープニング・ライドからカービングのコンビネーションで4.83をスコア。しかし、バスコ・リベイ、リカルド・クリスティがスコアを重ねてヒートをリード。大原は4位を強いられる。それでも最後までフォアハンドでチャージを続けた大原だったが、昨日の大逆転は再び起こらず、4位敗退となった。
ヒート11で新井洋人が、ブレット・シンプソンUSA、ヤイディン・ニコルAUS、コナー・コフィンUSAと対戦。
スローなヒートでスタートからハードなバックハンドのフローターを決める新井洋人。ヒート中盤にニコルがバックハンドで8.17と7.93のソリッドなスコアを揃え、ヒートスコア16.10でトップを独走。WCTサーファーのシンプソンが2位につける。4位を強いられる新井洋人。ヒート時間10分を切りニード7.39と追い込まれ、惜しくもここで4位敗退となった。
新井洋人は、今回がプライム初体験。充分に手応えのある試合運びに、自分自身も更なる目標が見えて来たに違いない。
世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
イベント・オフィシャルとサーファーは、木曜日の朝、スケジュールを決定するために現地時間午前10時30分に集合。
現在の日本とアゾレス諸島との時差は、9時間。
現地時間の 2014年9月4日10時30分は、
日本時間の 2014年9月4日19時30分です。
ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mqs/1015/sata-airlines-azores-pro
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