ブラジルで行われたASP-WCT第4戦でミシェル・ボレーズとサリー・フィッツギボンズが優勝

ブラジルで行われたASP-WCT第4戦でミシェル・ボレーズとサリー・フィッツギボンズが優勝 


今季2勝目をあげたボレーズ © ASP / Kirstin

YouTube Preview ImageHighlights: Billabong Rio Pro Final Day(youtubeサイトへ)

 

 

バーハ・ダ・チジュカ、リオデジャネイロ/ブラジル(2014年5月12日月曜日):2014年のサムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)第4戦である「ビラボン・リオ・プロ」と「リオ・ウイメンズ・プロ」は、素晴しいファイナル・デイを迎え、ミシェル・ボレーズ(PYF)とサリー・フィッツギボンズ(AUS)が見事、王冠を手にしフィナーレを迎えた。

 

最高のバレルライドも披露したボレーズ© ASP / Smorigo

 

自分の親友とファイナルを戦えて本当に嬉しい。

 

今シーズン2勝目をあげたミシェル・ボレーズ(PYF)は、クオーターでディフェンディング・イベント・チャンピオンのジョディ・スミス(ZAF)、セミファイナルでは、ベテランのタジ・バロウ(AUS)を下しファイナル進出。最後は今回のイベント絶好調だったカリフォルニア神童コロヘ・アンディーノとの激戦のファイナルに競り勝ち、勝利を手にした。

 

30分のファイナルで先制攻撃を仕掛けたのはボレーズだった。そして、ヒート前半で7.17と6.67の2つのキーパー・スコアを記録した。今回の勝利でボレーズは、ASP WCTランキング第4位へと浮上した。

 

「この勝利は素晴らしい。最高の気分です。」と、ミシェル・ボレーズが言った。「同じ年に2度も優勝出来るなんて、思ってもいなかった。信じられない感じです。このリオで2勝目をあげられ、本当に驚いているし、嬉しいです。そして、自分の親友とファイナルを戦えた事が本当に嬉しい。彼(コロヘ・アンディーノ)は、数年で大物になるサーファーです。熱狂的なサーフィンファンのいるリオは素晴しい。大好きな場所ですよ。」

 

絶好調だったコロヘ・アンディーノ(USA)が2位© ASP / Smorigo

 

惜しくも勝利を逃したコロヘ・アンディーノ(USA)。彼は、今回のビラボン・リオ・プロのイベントを通して、素晴しいフォームを見せ、バレルとエアをブレンドした見事な腕前を披露した。カリフォルニアのプログレッシブ・タレントは、トラヴィス・ロギー(ZAF)、ビード・ダービッジ(AUS)、11タイムASPワールド・チャンピオン・ケリー・スレーター(USA)といった強豪を下し、彼のキャリア初となるWCTファイナル進出を果たした。しかし、ファイナルではボレーズを上回るスコアを見つける事は出来なかった。

 

「ブラジルでは多くの良い想い出があるんです。」と、コロヘ・アンディーノが言った。「自分にとって初のWCTファイナルを素晴らしいギャラリーの前でメイク出来て本当に嬉しいです。今回の結果は本当に満足しています。」

 

 

 

今季初優勝のサリー© ASP / Smorigo

 

今シーズン初のメジャー優勝を決めたサリー・フィッツギボンズ(AUS)は、ファイナルで2度のASPウイメンズのワールド・チャンピオン・カリッサ・ムーア(HAW)を下した。ファイナルは、スタートからムーアがリード。それにフィッツギボンズは反撃し、9.27と7.00のスコアをマーク。彼女はキャリア2度目となるリオ・ウイメンズ・プロの勝利を手に入れた。

 

フィッツギボンズは、ファイナルまでにココ・ホー(HAW)とディフェンディング・イベント勝利者のタイラー・ライト(AUS)を下し、今回の優勝で、ASPウイメンズWCTランキング第2位にジャンプアップした。

 

今季メジャー初優勝のサリー

 

多くのハード・ワークが勝利に繋がりました。

 

 

「多くのハード・ワークが、この勝利に繋がりました。優勝できて本当にハッピーです。」と、サリー・フィッツギボンズが言った。「自分とカリッサ(ムーア)の間には、素晴しいライバル関係がある。私たちは常に最高のバトルを続けています。また、私はセミファイナルの後に、優勝するためには自分のサーフィンをステップアップさせなければならないと思っていました。

 

ギャラリーは、海の中の私に素晴らしいヴァイヴを送ってくれて、彼らに本当に助けられましたね。まだ先は長いですが、強いサーフィンをしていくつもりです。次のフィジーに繋げられて最高ですね。さらに良い結果を出せるようにトライしていきます。」

 

今シーズン開幕3連続でファイナル進出を果たしたカリッサ・ムーア(HAW)は、サリー・フィッツギボンズに対したファイナルのオープニング・ライドでエクセレントな8.50をマークするも、フィッツギボンズの勢いを抑える事は出来ず第2位となった。とはいえ、ASPウイメンズWCTランキングでトップの座をキープし、そのリードをさらに広げた。

 

ランキングでトップに躍り出たケリー© ASP / Smorigo

ケリーがASP WCTランキングのトップに!

 

また、本日の最初の波で、いきなりパーフェクト10をマークした、11タイムASPワールド・チャンピオン・ケリー・スレーター(USA)。セミファイナルでアンディーノに敗退したが、他のライバルたちの予想外の早期敗退もあったものの、今回3位となったスレーターは、ASP WCTランキングのトップに立った。

 

「彼には(エイドリアーノ・デ・スーザ)借りがあるんだ。」と、ラウンド5の後にケリー・スレーターが言った。「彼には苦しめられていて、今日のヒート前に6回連続で彼に負けていたと思う。僕は今朝、良い感じだった。昨日の夜は、シチュエーションについて考えることに多くの時間を費やした。クオーターファイナルに勝ち上がることは重要である。彼に負けるのはもうたくさんだからね。ここでは良い結果をしばらく出せていないから、上手くやれるようがんばりたいよ。」

 

 

オフィシャルサイトではライブ中継の他、見逃したヒートを見れるヒートアナライザーもあるので要チェック。

http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/664/billabong-rio-pro

 

 

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ビラボン・リオ・プロ・ファイナル結果:
優勝:ミシェル・ボレーズ(PYF)13.84 def.。
第2位:コロヘ・アンディーノ(USA)6.43

 

リオ・ウイメンズ・プロのファイナル結果
優勝:サリー・フィッツギボンズ(AUS)16.27
第2位:カリッサ・ムーア(HAW)14.27

 

ビラボン・リオ・プロ・セミファイナル結果:
セミファイナル1:コロヘ・アンディーノ(USA)14.73 def.ケリー・スレーター(USA)14.17
セミファイナル2:ミシェル・ボレーズ(PYF)15.30 def.タジ・バロウ(AUS)12.33

 

リオ・ウイメンズ・プロのセミファイナル結果:
セミファイナル1:カリッサ・ムーア(HAW)17.97 def.レイキー・ピーターソン(USA)6.00
セミファイナル2:サリー・フィッツギボンズ(AUS)15.17 def.タイラー・ライト(AUS)9.80

 

ビラボン・リオ・プロ・クオーターファイナル結果:
QF1:ケリー・スレーター(USA)14.50 def.ナット・ヤング12.37(USA)
QF2:コロヘ・アンディーノ(USA)12.44 def.ビード・ダービッジ(AUS)7.40
QF3:ミシェル・ボレーズ(PYF)16.83 def.ジョディ・スミス(ZAF)11.67
QF4:タジ・バロウ(AUS)15.66 def.セバスチャン・ジーツ(HAW)7.20

 

リオ・ウイメンズ・プロのクオーターファイナル結果:
QF1:レイキー・ピーターソン(USA)13.47 def.ポーリーン・アドゥ(FRA)13.26
QF2:カリッサ・ムーア(HAW)15.50 def.アレッサ・クイゾン(HAW)7.00
QF3:タイラー・ライト(AUS)15.37 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)14.43
QF4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)14.77 def.ココ・ホー(HAW)12.90

 

ビラボン・リオ・プロ:ラウンド5
ヒート1:ケリー・スレーター(USA)15.50 def.エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)3.37
ヒート2:コロヘ・アンディーノ(USA)6.83 def.トラヴィス・ロギー(ZAF)8.17
ヒート3:ミシェル・ボレーズ(PYF)8.60 def.ジョエル・パーキンソン(AUS)8.10
ヒート4:セバスチャン・ジーツ(HAW)11.76 def.ジョシュ・カー(AUS)8.17