JPSAガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロは、男子ベスト8、女子ベスト4が決定。

JPSAガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロは、男子ベスト8、女子ベスト4が決定。 


今日も素晴らしいサンライズと共に一日が始まった。
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クラマス、バリ/インドネシア(2014年4月22日火曜日)バリ島 クラマスにおいて開催中の、JPSAジャパンプロサーフィンツアー2014 のショートボード開幕戦「ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ」は、 女子のセミファイナルからスタート。その後男子のクオーターファイナルが行われ、どのヒートのファイナルさながらのデッドヒートとなり、見応え充分な最高のコンテスト・デイとなった。その後、バリ日本親善試合が行われ、明日のファイナル・デイでついにクライマックスを迎える。

 

女子セミファイナル ヒート1 谷口絵里菜

 

 

コンテストは女子のセミファイナルからスタート。第1ヒートではルーキーの田代凪沙とベテラン谷口 絵里菜がファイナルに駒を進める中、第2ヒートでは昨年のイベント優勝者である橋本小百合、前田マヒナ、3Xグラチャン庵原美穂、今回バックハンドで高得点をマークする宮坂桃子が顔を揃え、事実上ファイナルとも言うべきヒートとなった。ヒートは橋本がスタートからビッグマニューバーで高得点をマーク。それに応え、前田もバックハンドのリエントリーで7.25をマークする。

 

女子セミファイナル ヒート1 田代凪沙

 

ヒート中盤に橋本はビッグセットをつかみ、オフザトップでビッグスナップ。7.10をスコアしてリードを奪う。庵原美穂はじっくりと波を待ち、残り時間10分を切ってファーストライド。コミットメントしたターンを繰り返し、エクセレントの8.50をマーク。ロースコアで逆転だったが、その後はノーライド。前田がラストウェイブで7.50をマークし1位となり、2位の橋本ともにファイナルへ勝ち上がった。

 

女子セミファイナル ヒート2 前田マヒナ
女子セミファイナル ヒート2 橋本小百合
女子セミファイナル ヒート2 庵原美穂

 

 

無敗神話が崩れた。大野修聖がQFで敗退。 


男子クオーターファイナル ヒート1 大野修聖

 

男子クオーターファイナルでは、第1ヒートで昨年のグラチャンである大野修聖が登場。ヒートは辻裕次郎が、バックハンドでフローターとカーヴィングの素晴しいコンビネーションを披露し先導する。続けてミドルセクションから波を掴んだ辻裕次郎は、ハイスピードなマニューバーで5.50をスコア。ベスト2をまとめて下位の選手との差を広げる。奧でセットを待っていたダレンのもとには波が入り、ファーストターンでビッグマニューバーを描き、7.75のハイスコアをマーク。しかし、バックアップが見つけられない。

 

男子クゥオーターファイナル ヒート1 辻裕次郎

 

ヒート後半までノーライドの大野。ようやく波を掴むもスコアリング・ウェイブが見つけられない。そんな中、奧からチューブの中を走り続けて来た渡辺寛に気付かず大野がドロップ。痛恨のインターフェアをとられ、万事休す。昨年のJPSAでは開幕戦から無敗神話を続け、最終戦のファイナルまで勝ち続けた大野。昨年のチャンピオンがここで敗退する番狂わせが発生した。

 

男子クオーターファイナル ヒート1 渡辺寛
男子クオーターファイナル ヒート1 ダレン ターナー

 

奇しくも次のヒートでは、その大野修聖の連勝記録に終止符を打った田中英義が、ファーストライドから7.50をスコア。続けてレールトゥレールの素晴しいカーヴィングのコンビネーションで、7.00をスコア。完全にヒートをリードした。田中樹もカーヴィングとバレルで7.50、大橋海人はバックハンドのビッグマニューバーで8.75をスコア。しかし、バックアップを見つけられない田中樹は3位敗退。田中英義と大橋海人がセミファイナルへ進んだ。

 

男子クオーターファイナル ヒート2 田中英義
男子クオーターファイナル ヒート2 大橋海人

 

第3ヒートでは、椎葉順がファーストライドからエアーとカーヴィングのコンビネーションで7.5、そして、セカンドウェイブではビッグターンとディープなバレルライドをメイクして、エクセレントの8.25をスコア。田中海周も素晴しいビッグマニューバーで7.50、そして待ちに待って掴んだセカンドウェイブでは、深いボトムターンからの激しいリエントリーから、深いバレルをメイクし、エクセレントの8.50をマーク。このエクセレントを叩き出した椎葉順と田中海周のふたりがセミファイナルへ勝ち上がった。

 

 

男子クオーターファイナル ヒート3 椎葉順
男子クオーターファイナル ヒート3 田中海周

 

 

第4ヒートはルーキーの喜納海人がファーストライドから、テイクオフからダブルアップするバレルにプルイン。ダブルバレルのロングチューブを抜けて、イベント・ハイエストとなる9.25をスコア。バックアップもカーヴィングのコンビネーションで7.50をマークし、文句無しのトップ通過。田嶋鉄兵もビッグセットで、際どいセクションへの物凄いリエントリーを3発決めて、エクセレントの8.50をマーク。更にバックアップも6.75を揃えて2位でラウンドアップした。

 

 

男子クオーターファイナル ヒート4 喜納海人
男子クオーターファイナル ヒート4 田嶋鉄兵

 

 

今回サーフメディアは、コンテスト期間中、バリ島在住のサーフィンフォトグ「ノブ・フク」氏の写真とキャプションで、現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!

男子セミファイナルの組み合わせ
女子ファイナルの組み合わせ

 

男子クオーターファイナル ヒート2 田中樹
男子クオーターファイナル ヒート2 小野嘉夫
男子クオーターファイナル ヒート3 小川直久
男子クオーターファイナル ヒート3 仲村拓久未
男子クオーターファイナル ヒート4 山中海輝
男子クオーターファイナル ヒート4 城純

 

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今回サーフメディアは、コンテスト期間中、バリ島在住のサーフィンフォトグ「ノブ・フク」氏の写真とキャプションで、現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!