ASP4スター 「リップ・カール・ウイメンズ・プロ・サン・バルトロ」庵原美穂がR16進出。
(サン・バルトロ、リマ、ペルー 2014年3月22日土曜日) ASPウイメンズ4スター 「リップ・カール・ウイメンズ・プロ・サン・バルトロ」が2−3フィートのコンディションで再開。ラウンド2となるラウンドオブ32の8ヒートが行われた。このラウンドからはトップシードが登場。しかし、ハイタイドでブレイクポジションがはっきりせず、厳しいコンディションに苦しむ選手たち。
そんな中で、ヒート2に大村奈央と野呂玲花が、もとWCT選手のジャクリーン・シルバらと対戦した。野呂玲花はバックハンドでカーヴィング・ターンをみせて4.00をスコア。幸先の良いスタートを切る。大村奈央もフォアハンドのカーヴィングのコンビネーションで3.5をスコア。
しかし、ヒート中盤に大村奈央と野呂玲花が同じ波を掴んだ。両者ともビハンインドピークからテイクオフ。ライト側へ行こうとする野呂に対し、大村はバックハンドでレフトへ。2人は交錯し、野呂がワイプアウト。大村はバックハンドでライディングを続けた。しかしインターフェアをとられたのは大村奈央だった。
ヒートは前半リズムを掴めなかったジャクリーン・シルバが後半に追い上げ逆転。残り時間10分を切り、ドミニカ・バロナが7.00をスコアしてトップへ。野呂玲花は3位へ押し出される。最後まで諦めない大村はレフトのビッグセットを掴みバックハンドでチャージし4.50をスコアするもそこまで。大村奈央、野呂玲花はここで敗退となった。
庵原美穂のヒートの前で、ハイタイドのため、潮が少し干くのを待って試合はオンホールドとなった。数時間後、再開されたヒートは、ゴメスが6.50、4.00でそのヒートをリード。2位争いは僅差だったが、ヒート後半に庵原美穂が4.20をスコアして2位に浮上。そのまま2位でラウンドアップを果たした。最終ヒートの宮坂桃子は、思うように波を掴めず4位で敗退。
庵原美穂はラウンドオブ16の第1ヒートでシルヴァナ・リマ、ミラスカ・テーヨ、ドミニク・バロナと対戦する。がんばれ!日本!
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