セス・モニーツがNorth Shore Surf Shop Pipe Pro Jr.で優勝。喜納海人が13位。
バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2014年3月14日金曜日)「ノースショア・サーフ・ ショップ・パイプ・プロ・ジュニア Presented by Woodward Group」が終了し、 現在のASPハワイのジュニア・メンズ・ランクのリーダーで前NSSAチャンピオンの16歳であるセス・モニーツ(HAW)が見事優勝した。
オアフ・ネイティブは、トリッキーな6-8フィートのパイプで、世界中から集まった優秀なトップ・ジュニア・サーファーを下し、勝利を手に入れた。このイベントは、おそらくジュニア・プロ・サーフィン・コンペティションで最も革新的なもので、そのトップサーファーたちは、世界で最も影響力のある「パイプライン」を戦い抜いた。
パイプラインでの3回目となるASPプロ・ジュニア・イベントは、賞金5,000ドルを提供するASP 1-スターイベント。大会初日は、ソリッドな6フィートの北西スウェルが入り、クレイジーなエアードロップ、ディープなチューブ・ライドからワイプアウトまで、多くのアクションが詰め込まれた一日となった。朝の東からのトレードウインドはクリーンでコンスタントなコンディションを提供したが、午後からのオンショアでコンテストは延期を強いられた。
新しい北西スウェルは3月14日金曜日に到着しコンテストが再開。ライト・オフショアとサイズアップするスウェルは、素晴しいコンディションをコンペティションのファイナル・デイに提供した。朝はフレンドリーな4フィートのコンディションでスタート。しかしラウンドオブ32が終わる頃には再びサイズアップをはじめた。
ノースショア出身のコナ・オリベイラはコンテスト初の10ポイントを記録。彼はソリッドな6フィートのパイプラインにプルインし、ホームのギャラリーの前に素晴しいバレルライドを披露した。ネクスト・ヒートでは、オートネーで入ったカウアイのコア・スミスが、彼のファーストウェイブで9.90を記録。しかし、 南カリフォルニアのグリフィン・カラピントとマウイのイマイ・デヴォルトがセミファイナルに進出。そしてセス&アイゼア・モニーツとともにファイナル進出を果たした。
ファイナルは、勝利にハングリーだったふたりのモニーツ・ボーイによる、素晴しいブラザー・ショーダウンとなった。そして、セミ・ファイナルにおいて、もう一つのパーフェクト・スコアを記録したセス・モニーツは、その勢いをファイナルでも続け、兄のアイゼアを抑えて勝利を掴んだ。
私にすべてを与えてくれたサーフィンというスポーツに恩返しをしたい
このイベントは、ノースショア・サーフ・ショップのオーナーであるリアム・マクナマラが中心となり、ASPハワイ、管理ディレクターのフェイス・ウェンツル、コンテスト・ディレクターのシェーン・ベシェン、そして、メジャースポンサーのウッドワード・グループの協力のもと開催された。
このイベントは、マクナマラがハワイのサーフィン・レベルを上げるために行っているコンテストで、過去3年間で6回目のイベント。ハワイのジュニア・サーファーたちのコンテスト不足が、マクナマラのモチベーションとなっている。「私は、私にすべてを与えてくれたサーフィンというスポーツに恩返しをしたいと思っていたんです。」とマクナマラが言った。
「ジュニアのイベントは、子供たちに価値あるレイティング・ポイントと経験、そしてコンテストにおけるの知識を上げる機会を与えます。自分のゴールは、 ハワイの未来に繋がるプラットホームとチャンスを与え、このサーフィンというスポーツの質を上げることなのです。」
また、ファイナルデイに勝ち進んでいた稲葉玲王、脇田泰地が敗退するなか、ハワイ在住の喜納海人が、ラウンドオブ32を1位通過を果たし、クオーターファイナルまで勝ち進んだが、惜しくもそこで4位敗退となり13位でフィニッシュとなった。
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結果:
優勝:セス・モニーツ
第2位:アイゼア・モニーツ
第3位:グリフィン・カラピント
第4位:イマイカラニ・デヴォルト
2014年3月17日 10:29 AM