JPSAショート最終戦「ムラサキプロ 鴨川 」はメインラウンド開始。大野は快調な滑り出し。

JPSAショート最終戦「ムラサキプロ 鴨川 」はメインラウンド開始。大野は快調な滑り出し。 


 

 

2013年9月27日(金)/JPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボード第6戦(最終戦)「ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」は大会2日目。昨日、千葉県鴨川市東条海岸(マルキポイント)でプロトライアルからスタートしたイベントは、プロのメインラウンドがスタート。天候は晴れ、肩セット頭のコンディションで男子はラウンド2まで、女子はラウンド1が行われた。

 

昨日のプロトライアルから勝ち上がった男子のなかで、明日のラウンド3へ駒を進めたのは、児玉 椋、河谷 佐助、金尾 玲生、喜納 海人の4名。彼らは明日のラウンド3を 勝ち上がれば公認プロ資格をゲット。女子は大野 智子、菜花 つばさ、田代 凪沙、森 敬恵の4名。同じくラウンド3を勝ち上がれば、公認プロ資格がもらえる。

 

 

本日はプロのメインラウンドがスタート。ラウンド1から辻 裕次郎大野 修聖田嶋 鉄兵といったトップサーファー達が次々と登場し、ハイパフォーマンスが披露された。なかでも全戦優勝という偉業達成目前の大野修聖は、ラウンド2でオープニングライドでバックハンドのチャージを見せ9.50をスコア。更にバックアップも8.50を揃えて、本日のハイエスト・スコアを含むベスト・ヒートスコア18.00をマーク。一方でマルキでの優勝経験もある注目の辻 裕次郎がラウンド2で早くも姿を消す大番狂わせも発生した。

 

明日はセカンドシードの選手がいよいよ登場。明日は会場のマルキに6:00AMに集合。

 

今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

また、今回もライブ中継が行われるので要チェック!

ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/

 

写真、フォトキャプション:山本貞彦

 

浜瀬海。
伸びやかなサーフィンをする浜瀬海。もっと縦に当て込めればなお良し。
高松海璃。
今シーズン、成長を遂げた一人。今日はエアーを絡めた技で攻めに攻めた。
いよいよ登場は大野修聖。
大野修聖。
今日のハイポイント。スピード、パワー、すべて格が違う。
大野修聖。
でも、ただ上手いだけでない。実は努力の人です。
大村奈央。
今シーズンの女子のASP WQSが終了のため、国内に戻った大村奈央。
大村奈央。
ポイントが無いため、ラウンド1からの出場。しかし、スキルの違いは乗れば歴然。
須田那月。
コーチは小野里美之。大会会場の左を一人で選択。作戦はずばり当たり。
波取りに争うことなく、自分のサーフィンでラウンドアップ。
大野仙雅。
最終戦で元気な姿を見せてくれた。今回はマーだけでなく、家族でこの大会に参戦。
金尾玲生。
R-2で残り15秒を切って、ニード3.25ポイント。絶対負けられない戦いの中で最後まで諦めずに攻めた。
上がってのコールは3.55ポイント!本人もふーっと息をつく。
この逆転劇に選手テントでも歓声、指笛、拍手で大盛り上がり。
久我孝男。
若手に負けず、際どい攻めも魅せた。試合に出ることで勘を取り戻したか。さすが、チャンプ。
田嶋鉄兵。
今年、初のJPSAへの参戦。調子は今一つだったものの、スピード、フローは世界基準。
小嶋翼。
重戦車のようなパワフルサーフィンは健在。イイね!
安井拓海。
VOLCOMの大会で優勝した勢いそのまま、ねじり込むサーフィンで明日へ繋いだ。
トライアルから勝ち進み、プロ公認獲得を目指す児玉椋。
トライアルから勝ち上がり、ラウンド3まで辿り着いた河谷佐助は絶好調。

 

 

 

大会名称:JPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボード第6戦(最終戦)

『 ムラサキプロ 鴨川』 supported by 海童

 

期   日:9月26日(木)~29日(日) ※プロトライアル同時開催

会   場:千葉県鴨川市 東条海岸 (マルキ)

賞金総額:¥3,000,000 (男子¥2,400,000 / 女子¥600,000)

特別協賛:株式会社 ムラサキスポーツ

協   賛:濱田酒造 株式会社

主   催:一般社団法人 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

 

 

今回の最終戦では、 既に今シーズンのグランドチャンピオンが決定している大野修聖が、全戦優勝というJPSA史上初となる大記録を打ち立てるか否かというところに注目は集まっている。また、世界を転戦しているムラサキスポーツの大橋海人が、今回のJPSA最終戦に緊急参戦が決定。今シーズンから本格的に世界を回り出した大橋海人。確実に上位に食い込む力を身に付け、大いに活躍が期待される彼のサーフィンにも注目が集まる。

 

この大野修聖と大橋海人は、 今 年7月に湘南で行われた、ASP WQS 4STAR 『MURASAKI SHONAN OPEN』のファイナルで対決。激しい戦いの末、大野修聖に軍配が上がっている。果たして、大野修聖の全勝優勝なるのか。それとも大橋海人がリベンジを果 たし、それを阻止するのか。はたまた別の刺客が現れるのか。

 

第2戦、第3戦と大野修聖とファイナルを戦い惜しくも破れているランキング2位の加藤嵐。前回の茨城では大活躍し、最後の最後まで大野修聖を追い込んだランキング3位の仲村拓久未、そして今シーズン完全復活を見せ、新島では激しいファイナルを大野と演じたランキング4位の田中英義。大野と激しいバトルを繰り広げた彼らのパフォーマンスにも注目したい。

 

また女子のグラチャン争いでは、庵原美穂がカレントリーダー。2位の橋本小百合は今回欠場でグラチャンは消えた。ラウンド4から出場の庵原はセミファイナルまで勝ち上がると、たとえ下位の選手が優勝しても逆転は不可能となり、庵原の3年連続のグランドチャンピオンが決定する。